塚本香央里(つかもとかおり)
 ~ヴァイオリニスト&ライフオーガナイザー~
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2026/01/31
31「週末のヴァイオリン練習風景」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

土曜日。

個人的には少しナーバスになることも多い曜日。

冬眠生活ですが

もう少し規則正しい生活をしなければ、と思いつつ

そういえば・・・

いつも私はどんな気持ちでヴァイオリンの練習をしているかな?と

改めて見直しています。

自分の生活を振り返ると
平日と週末の練習風景は、少しだけ(無意識に)変えています。

最近は意識的に

週末は練習の質を少し変えるようにしています。

私の今の状態は

イレギュラーな予定も多く

時間がまとまって取れない日があったり

1日中家に籠って作業をしている日があったり
なんとも掴みづらい毎日です。
そうなると、ヴァイオリン練習も

集中できなくてかえって雑になったりするのです。

(時間がないからいいや~と放置することの多々あります・・・)


プロとして大事なのは、

毎回の練習を完璧に仕上げることよりも、

音や体の状態を把握し続けるほうが大切だと思います。

短い時間でも、

今日の弓の重さはどうか、

左手は無理をしていないか。

それを確認できれば、十分な日もあります。


指導をしていて感じるのは、

「たくさん(無駄に)練習している人」よりも、

「今日はここまで、と(自分で決めた範囲で)止まれる人」の方が、

安定して伸びていくように思います。


うまくいかないところを無理に押し切らず、

気になる部分だけを切り取って、静かに向き合うこと。

そうした積み重ねが、次の日の音をつくっていく。



週末の練習は、がむしゃらに弾くだけでなく

流れを整えるためのもの。


そう考えて
私は練習しているような気がします。



2026/01/30
30「週末の音楽との距離感」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

『1月も終わりに近づいてきました』

そんな言葉は、私には少しプレッシャーになります。

寒い毎日は頭も体も縮こまって冬眠気味の私には、

焦らずにのんびり生きていこう!という気持ちになります。

全力疾走した日々を思い返すと、怠惰に見える今の自分。

立ち止まっているように思える今の時間。

でも、生きているだけで毎日は螺旋状に変化しているものです。


大丈夫、自分と相談しながら過ごす日々にしていこうよ!

と意識を変化させています。



週末になると、音楽との距離が少し変わります。

平日は

「ちゃんと弾こう」

「ここを整えよう」と

自分の練習にもダメ出しが多くて

「弾けない~」と言いながら

あれこれ考えて

頭が先に行くのですが

週末は音そのものを楽しむ時間が増える気がします。


完璧じゃなくてもいい音。

途中で止まってもいいフレーズ。

いつか弾いてみたいなぁ、と思っている曲。


時間を気にせずに、

短時間でもよいから楽器のケースを開けて一音だけでも弾いてみる。


窓からの光や空の色、風の音と一緒に音を出すと、

ああ、本当に音楽って生活の一部なんだな、と思います。

(それでも、ひ~寒くて指が動かない~って思いますが)

金曜日は週末モード。

リタルダンド(だんだんゆっくり)
生活リズムを整えるのも
自分の心に大きく影響します。

今週もお疲れさま。

自分もおつかれさま。

みなさまの週末に、心地よい音が流れますように。




2026/01/29
29「イヤホンが苦手な理由」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。


電車の中でイヤホンをしている人を、ちょっとうらやましく思うことがあります。

音楽を聴いていたり、勉強をしていたり、本の内容を聴いていたりするのでしょうか。

時間を上手に使っているように見えて、格好良かったりします。

そして、人がたくさんいる場所でも、ふと自分のパーソナルスペースを作れるのは良いなぁと思います。


私はどちらかといえばイヤホンが苦手で、特に音楽はスピーカーで聞きたいと思っています。

音楽は、その音に集中することも大切ですが、その周りにある音も一緒に聞いてこそだと思っています。

たとえば、コンサートに行って、会場にあふれる雰囲気や話し声、客席や天井を見上げて感じる空気もその音楽の一部です。

スピーカーから聞こえる音楽も、その日のお天気や気分によって聞こえ方が違います。

それらをしっかり味わうためには、私は断然スピーカーが一番だと思っています。


ただ、私は自分が『耳の閉所恐怖症』なのかもと思っています…

(閉所恐怖症の方がイヤホンをするとパニックになるという事例がありますが、それとはちょっと違う)

イヤホンはその音だけしか聞こえないので、他の音が遮断されてしまいます。

視覚的には普段の生活なのに、耳からの情報は音だけ。

私にとっては聞こえる音と視界のギャップに混乱している状態。

そんなに深刻ではありませんが、イヤホンを遠ざけるひとつの理由です。


そうはいっても、人知れず自分だけ聞けるという便利なイヤホン。

私も好んでイヤホンを選ぶときもあります。


私の利用法は、ネガティブマインドに陥ったとき。

ちょっとアップテンポの曲を選んで、ひたすら掃除をする・・・

トイレ掃除、排水口掃除、鍋みがき、模様替え。家の中でできることが条件。

(庭の掃除などは、近所の人にあいさつされることが多いので、イヤホンは不向き…)

1時間もすれば、ホッと一息ついて何かしらの方向性が見えていることが多いです。


どちらにせよ、常に音楽は私の身近にあるわけなので

スピーカーだろうが
イヤホンだろうが

切っても切れないご縁、なんですよね。


イヤホンの発達があったために、オンラインが身近になり、遠くの人と繋がれるようになりました。

イヤホンのおかげで、手軽に一人の時間が得られるようになって、人との距離感が多様になりました。


でも、ちょっとまって。

それだけで安心しないで。


時にはスピーカーの存在を思い出してほしいです。

忘れかけていた、「リアルな音=生きている音すべて」を思い出す必要もありますから!



【イヤホンの遍歴】

1979年:ウォークマンが登場して音楽が持ち運びできるようになる

2000年代:「カナル型」が主流

2017年頃から:ワイヤレスの台頭

近年:ノイズキャンセリング機能の充実



2026/01/28
28「健やかに生きる」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

50代後半になってくると
健康に関心が高くなってきます。
それは
「あと何年生きるか?」ということと
私の場合は
「何歳までヴァイオリンを弾いていられるだろうか?」という
ちょっと怖くなるような思いを抱く時期なのかもしれません。

去年の10月末から11月はじめにかけて
暴飲暴食が続いて体調を崩しました。
原因はストレス。
自分でも「食べ方が異常だなぁ、おかしいなぁ・・・」と思いつつ
立ち止まることができなくて
気がつけば体調が悪くなっていました。

胃を休めたり
食事を制限して
調子を取り戻すのに1か月近くかかってしまいました。

自分の体調を司っているのは
脳(メンタル)じゃなくて
やっぱり体のなか(内臓)だよなぁ・・・

という素人的な考えがアタマをグルグルしているときに
ブログチャレンジでご一緒している坂本麻紀さんのブログに紹介されていた本を読みました。
『腸内細菌を味方につける30の方法』(藤田紘一郎)
腸活初心者におすすめの本4選!失敗しない知識の取り入れ方|【腸もみ】東洋医学がベースのセラピスト資格取得講座・サロン
腸活初心者におすすめの本4選!失敗しない知識の取り入れ方|【腸もみ】東洋医学がベースのセラピスト資格取得講座・サロン 腸活を始めたいけれど、どの本を読めばいい?ネット情報に偏りを感じていませんか?今回は、腸活のバイブルとも言える藤田紘一郎先生の著書を中心に、目的別のおすすめ本4選をご紹介。腸内環境を整え、健康・美容を手に入れるための第一歩をサポートします。
 


とても面白かったです。
初版は2015年ですが、その頃流行っていた「酵素」「水」「除菌」についてのことが丁寧に説明されていて
初心者にもわかりやすかったです。
腸内細菌は生後1年の間に決まってしまうものとか
アレルギーなども、腸内細菌によって左右されてしまう場合があるとか
イライラは腸が汚れているからとか・・・
(個人的には、発酵博士・小泉武夫教授が要所に登場されていて嬉しかった!
日本経済新聞に毎週執筆されていたコラムを読むのが楽しみだったことを
懐かしく思い出しました。)


『大便は大事!』とはよく言ったもので
昔の日本人は、アメリカ人も驚愕するほど大便が大きかった・・・という内容に
笑いを通り越して
「やっぱりね・・・」と何となく納得してしまいました。
昔の日本人は、やっぱり生命力がハンパなかったはずなんだよな、と。

私も便通に関しては、かなり神経質です。

その割には
食べる速度を気にすることなく
近頃はずいぶん早食いになっていました。
テレビや動画を見ながら食べていると
どれだけ食べたのかわからず
満足感に乏しくて
思わず追加で食べてしまうという・・・
(画面の速度に合わせて食べているかも、と
気がついた時には怖くなりました)
最近は、食べる量をしっかり管理して
「ながら食べ」をしないように気をつけています。


「腸ちゃん、あなたはこれを食べたいと思う?」
藤田先生のように、腸にご意見を伺いながら
さて、今夜の献立を考えましょうか。







2026/01/27
27「お花のサブスクが運ぶ思い出」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

先日、毎月届くお花の定期便に
フリージアが入っていました。
箱を開けて
ふわりと香ったフリージアの
黄色い花の姿に
春が来たことを教えてもらいました。

大切に育てられたお花たちを迎えるのが
私の毎月の楽しみです。

3年前の春
私は夫と実父を12日の差で亡くしました。
夫は突然帰らぬ人に。
実父は1年かけて徐々に弱っていき
最期は命を燃やし尽くして逝きました。

葬儀でいただいたお花の数は大量で
それらをどれだけ永く活けておくか・・・
その時の私は
そればかり考えていました。
お花を絶やすことが怖かったのだと思います。

あるとき、実父の隣に住んでいた方が
庭に咲いた花を、小さな花束にして訪ねてくださったことがありました。

「私は母のために花を絶やしたくなくて

いつもなにか、生花を飾っていました。自分のためでもありました。」
あぁ、素敵な考えだなぁ、と心に残りました。

月に2回巡ってくる月命日。
それぞれにお花を買ってあげたいけれど
気持ちに余裕がなくて
忘れてしまったり
時間がなくて困っていた時
SNSでお花のサブスクを見つけました。

最初のうちは
それぞれの月命日に合わせて配達してもらいました。
色の指定は白を基調にして。

お花が届くと
バケツに水を張って休ませてから
好きなようにアレンジして飾ります。
お花の様子を見ながら
小分けにしたり
1本だけ活けたりして
2週間は余裕で保てるように。

夏の暑い時期は
届いたお花も、すでに息も絶え絶え。
飾っていても
早くに弱ってしまって可哀そうですが
一生懸命に命を燃やして咲いている姿は
私にとって生きる力を与えてくれる存在です。


そのうち
絵の具が混ざりあうように
気持ちの中で輪郭が緩やかになったころ
サブスクを月に1回の頻度に変更しました。
そして、色の指定を「おまかせ」にしました。

実父は実母と一緒に過ごしている、という
根拠のない自信と
夫は自分から離れることはないと思うことができたから
自分のためにお花を贈ろうと決めました。

全て自分で決める。
どんなに時間がかかっても
どんなに他人からの言葉に慰められたとしても
本当の自分の心は
自分しかわからない。

その姿をサブスクの花たちは
静かに見つめ続けてくれています。

ふわりと漂った
フリージアの香りは
一瞬で春の思い出を運んできました。







2026/01/26
26「冬の光を実験する」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

試験的に色々な写真を撮っています。
被写体は色々なモノ。
1日という光の中で
どんな写真が撮れるのか・・・
朝・昼・夜で変わる表情。
どんなアングルだったら
自分の思い描いている写真が撮れるのか・・・

カメラは自分のiPhoneなので
そんなに大げさなものではないのですが
自分の目ではなく
なにかを通すと変化するという
【もどかしさ】と【驚き】を楽しんでいます。

写真を撮るというのは
興味がわかれますね。
我が家は夫がカメラに対して
かなりマニアックだったので
色々なシーンで思い出がたくさんあります。
良い思い出も
苦手な思い出も・・・
撮影に関しては
家族それぞれ思い入れがあります。
(被写体になるのは、私も長女も苦手です)

長女はカメラが趣味なので
フィルムカメラやデジカメの知識を学びつつ
かなり凝った写真を見せてくれることがあります。
食事に行ったときや
スイーツの写真は
いつも長女にお願いしています。

次女はiPhoneでの撮影が得意で
特に被写体が人物だと
良い写真が多いです。
スイスという土地柄もあって
自然風景もため息がでるほど良い写真を見せてくれます。

それぞれの写真を楽しみつつ
私も撮影の腕を上げていきたいなぁと思っています。
(できたら被写体の技術も磨いていきたい・・・技術というのが適切かわからないけれど・・・)

個人的には
冬の季節の光が好きで
硬質な朝の光から
緩やかに温かさの含まれるお昼時
一瞬で変化する夕方の光はつかみにくく
夜の帳はロウソクの光に助けられています。



時間があるいま、
少しだけスローダウンしながら
写真というツールを使って
季節を楽しみたいです。






2026/01/25
25「春の兆しを感じる1日」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

年下のお友だちとの女子会。

クリエイティブなお仕事をしていらっしゃるので
作品についてや
生み出す苦しさみたいな
お話をするのも楽しかった。

音楽家は再現者なので
ゼロから創り出すという苦しみは少ないけれど
表現者という意味では
苦労することも多い。
プライベートに関しても
私の状況を理解して
お話を聞いてもらえるのはとてもありがたい。

「私は苦しんでいるときのことを
いつか絶対に表現してやる~って思っています」

彼女の言葉は力強くて
表現者として深く共感した。
苦しみは、すぐには昇華できないもの。
そして、忘れることもできない。
私たちは、そう簡単に思いを流してしまうことはない。
ドロドロと心にマグマを抱えながら
いつかどこかで
自分のものとして
表現することを狙っている。

年が離れているから
話題が進むかなぁ、と心配したけれど
私よりよっぽど大人っぽい彼女に助けられて
楽しい時間だった。

誘われた展覧会はジュエリー展。
凛とした空気の中、はじめて訪れた『東京都庭園美術館』
佇まいだけで思わずため息が出るほど美しかった。
皇族の私邸として建てられたものなので
展覧会を楽しむほかに
皇族私邸という視点で内部や装飾を楽しむことができる。



宝石の繊細な輝きと光が
冬の日の陽光のぬくもりに照らされて魅了された。
単純に「キレイ」とつぶやくだけでも
その美しさが表現されて
自分の中に腑に落ちる感じが心地よかった。

ホッとして外に出ると、冷たい空気の中に梅の花が咲いていて
季節の動きを感じた。
こんなに寒くて凍えるような毎日なのに
自然界はしっかり春を迎える準備をしていることに驚いてしまう。




2026/01/24
24「一日を彩る音たちとともに」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

寒い毎日。
外出を極力控えて家にこもっています。

家にいる時は
何か音を聞いていることが多いです。

朝の時間はラジオ。
交通情報や天気予報。
ニュース番組を一通り聞いたら
「りうまー朝礼」に参加。

その後は
歌詞のない音楽を聴いています。

ジャズだったり
ボサノヴァだったり
環境音楽(鳥の声)だったり・・・


クラシック音楽を聴くことは稀で
(聞く時はガッツリとスピーカーの前で耳を澄ませています)
気持ちがホッとするような
耳が疲れない音楽を聴くようにしています。
ボリュームは極力小さく

YouTubeをテレビから流したり
アレクサから流したり
場所を移動しつつ
その時の気分で
外を眺めたり
ボンヤリしたり

私はイヤホンが苦手なので
スピーカーにお世話になっています。



夕方頃になると
終業時間なので
お酒に合う音楽を探します。

賑やかな
子育ての時間は過ぎました。


今の時期は
ワクワクすることを探すより
じっくりと
落ち着いて過ごすことにしています。

【自分の最適をみつけること】
自分に最適なモノ・コトを探す

ライフオーガナイズの基本に戻って

今の私には
自分の内側に沈み込む時間が必要のようです。









2026/01/23
23「リサイタルの準備はじめています」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

今年のリサイタルのプログラムを思案中です。

この時間が
一番楽しくて
一番無責任で
一番苦しい

弾けるかどうかわからなくても
弾いてみたい
勉強してみたい

夢だけ膨らませて考えている
この時間が楽しい

その後は
プログラムの構成を考えつつ
時間配分
ストーリーを組み立てて
練習を重ねていく




だいたい最後には
「誰だよ、こんな無茶なプログラム考えたの!」って
怒るけれど・・・(アンタだよ・・・っていつもツッコミする)


2026年12月13日(日)
14時開演(13時30分開場)
東京オペラシティリサイタルホール

ヴァイオリン:塚本香央里
ピアノ:森田愛矢









2026/01/22
22「似た者同士?」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

デジタル機器に疎い私は
何か不具合があると焦ります。
それでも最近は、調べれば対策法が出てくるので
途方もなく時間をかけながら
「あーでもない、こーでもない」と
七転八倒しながら修正するのみです。
大抵2~3日はかかるので
その間は憂鬱な気分になります・・・

今回はOutlookの不具合で
直近でインストールされたプログラムを
アンインストールすればよい・・・と。

カンタンなんだけれど
ちょっとしたところで躓いてしまい
不具合に気がついて
解決するまで3日かかりました・・・


そういえば実父が一人暮らしをしていた時に
Wi-Fiに不具合があって
一人で解決できずに困り果てて
ゲッソリしていたことがありました。
お届け物があって家を訪ねた時に
「Wi-Fiの調子が悪くてパソコンが使えないんだよ」と
困り果てた顔で訴える父を
邪険にするわけにもいかず
(かといって親身に話を聞く余裕もなく)
しぶしぶ様子を見るも
私には原因も何も全くわからず
「家族の誰かに見てもらうように伝えるわ」としか言えず
放ってしまいました。

当時80代後半の実父は
一般的な高齢者よりもパソコンやスマホを使いこなし
孫娘たちとのLINEも得意でした。
時間はかかるのですが
ちゃんと使うことはできていました。
ただ、パソコンの機種が変わって
プログラムや設定が変更になったりすると
途端にわからなくなって
お手上げのことも多く
どこを、どう触ればよいのか
わからなかったようです。

その時も理系の父は、何とか自分で解決しようと
悪戦苦闘したらしいのですが
上手くいかず・・・
呑まず食わずで作業をしていた様子。
一人で作業していると
そのトラブルだけに集中してしまって
他のことが考えられなくなる状態は
私も同じなのでよくわかります。

結局3日後くらいに
面倒見の良い長女が出かけて行って
軽々と復旧した記憶があります。

「いやぁ、良かったよ。助かった。
寝ていても気になってね。
夜中に飛び起きて、心臓がバクバクしちゃって大変だったんだよ」

大喜びの実父の様子が

おかしいやら、気の毒やら・・・


まさに自分も同じような状況になっていることに気がついて
「いや、私は自分で解決できたから、まだマシかな・・・」と
つぶやきつつ
夜中も気になって眠りが浅かったり
ゲッソリしてしまう自分などを思いかえしながら
「やっぱり親子かも」。

実父の晴れ晴れとした顔を
ふと思い出した1日でした。






2026/01/21
21「1年で最も寒い時期」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

昨日は二十四節気の「大寒」でした。
その名にふさわしく、気温が低くて寒くて風が強い一日でした。
夜になると一層風の強さが増して
寝ているときも不安になるほど。
「ゴミ箱が倒れたら困るなぁ・・・
シュレッダーにかけた紙ごみが舞っていたらどうしよう・・・💦」と
その風景が夢に出てくるほどでした。
朝、おそるおそる覗いてみると
蓋に乗せておいたレンガのおかげで
ゴミ箱はおとなしく無事でした。


【大寒】だいかん

1年で一番寒さが厳しくなるころ。

南天・ぶり・金柑・牛蒡が旬のものです。


大寒卵(だいかんたまご)栄養価が高く、金運・健康運を呼び込む縁起物そして珍重されるとか。

冬の寒さでニワトリが栄養を蓄え卵に凝縮されて濃厚な味わいと高い栄養価を持つらしいです。

この時期は冬の土用にもあたり、私にとっては苦手な時期。

気を抜くと体調を崩すことがわかっているので、少し慎重に過ごします。

首元、足元、手首を温めて、自分で「ぬくぬく~」と唱えながら過ごすことにしています。

鍼灸師の友人からプレゼントしてもらった「玄米入りカイロ」をレンジで温めて
首の後ろにあてるとホッとします。

今年は美味しい「酒粕」をいただいたので、簡単なお手製の「甘酒」を作っています。

① 200㎖のお湯を沸かす

② 酒粕30グラム+大さじ1の砂糖

③ 弱火で温めて出来上がり

私は甘さ控えめにするので、砂糖は半分くらい。

美味しいのですが、カロリーは高め(酒麹甘酒200㎖あたり砂糖を加えると150㌔カロリーくらい)なので飲みすぎに注意です。

お菓子の代わりにおやつにいただくと、ちょっとほっこりしますよ。


小寒(1/5頃)から大寒の間は「寒の内」といいます。
私の苦手な「土用」もこの時期に含まれます。
「無理をしない」
「頑張りすぎない」

これだけだと
私の場合は自分に甘いので
単にダラダラしてしまって
通常運転に戻れなくなるのは目に見えているので
【これができたら】と少しだけ自分に負荷をかけて
過ごすようにしています。

  • 玄関掃除をしたら
  • 洗剤を補充したら
  • 音階練習を15分したら
  • 書類のラベルを貼ったら
小さなことがほんの少しでもできたら
それでOK。

メンタルが安定すれば
行動がラクになりますよ。




2026/01/20
20「自分を労わる方法・いろいろ」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

今週は寒い日が続きそうです。

私の場合は手を冷やすと
途端に無作法が多くなるので気をつけています。
物を落とす・・・
ぶつかる・・・
ケガをする・・・

ヴァイオリンの練習も
今の時期はスローペースなので
ハンドクリームを(やっと)
頻繁に使うようにしています。
普段ハンドクリームを塗るのは
せいぜい就寝時のみ。
家事のために水仕事をしたり
練習のために楽器を触ったりと
ハンドクリームを塗っても
あまり意味がないので
手に関してのケアはちょっと雑です。
綺麗な手よりも
指先の感覚を大切にしたい理由です。

でも、見栄えがあまり良くないのは事実。
乾燥して、カサカサした手は
やはり美しいとは言えませんね。
そこで
出かけるときは手袋必須。
今年は手の甲までしかなくて
指先の出ている手袋(ハンドカバー?)を買いました。
去年までは手袋だったのですが
外出先での取り外しは面倒で
手袋さえもしていないことが多かったです・・・
どれだけ手を酷使しているんだか・・・
手を冷やしたくないけれど
ケアは疎かって
悪循環の繰り返し。
それを今年はハンドカバーが
頑張ってくれています。

快適。

気圧の変化も激しいので
朝起きると頭痛がすることもあります。
そんな時は
マグカップにたっぷりと白湯を入れて
朝の珈琲はお休みします。
私の場合は
歯の食いしばりも原因だったりするので
後頭部の首の両脇
くぼみあたりをほんのりと柔らかく
くるくるとマッサージして顎のこわばりを解消します。

安心。

身体が強張っていると
思わぬケガをするのでスムースに動けるように
ストレッチを取り入れたりしています。
いろんな動画を見ながら
または、ストレッチの説明を読みながら
自分に合った方法を見つけています。
大抵
「10回を2セット」という指示が多いのですが
私の場合はその10回が続けられません・・・
なぜだかわからないのですが・・・
でも、8回だったらできるので
「8回を2セット」に変更して続けています。

謎。


【今年の抱負】
音楽家は
正面の弾いている姿にも気を配りますが
背中も重要だと思っています。
今年はもう少し
背中を鍛えようかと思っています。







2026/01/19
19「積読アウトプット練習」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

積読解消をしながら
読んだ本のアウトプットもしていこうと思います。

私はよほど気に入った本でなければ
読み返すことがありません。
読書記録はつける気がないので
気ままな積読解消記録です。


【有吉佐和子ベストエッセイ】岡本和宜編(ちくま文庫)

有吉佐和子の小説は、母の影響で何冊か読んだ記憶がある。
亡母は女流作家の本が好きで
有吉佐和子や宮尾登美子、向田邦子、三浦綾子の本は
自宅にずらりと並べてあった。
山崎豊子は父の書斎に並べてあったのが印象的。
初めて読んだ有吉作品は『恍惚の人』。たしか中学生の頃。
その後は
『花岡青洲の妻』『和宮様御留』などを前のめりで読んだ。
数年前に『青い壺』を読んで改めて「面白いな」と思って
有吉作品の原点である『紀の川』を読み切った。
エッセイは初めて読んだので、言葉の端々に見受けられた
スケールの大きさが、生まれと育ちの環境に起因することを
今更ながら始めた知った次第。
作家生活について身近なモノへのまなざしは
有吉自身の美意識にもつながっているので
単純に面白かったが
自作の取材風景や
異国から見た日本の情景などの話は
さらに興味深かった。
自身が異国育ちのために欠如している
日本の情緒描写が
私には骨太の文章に感じたのではないかと感じたことも
文字を読みながら想像することは
楽しい時間だった。

女優・高峰秀子もなかなか豪胆な人だったなぁ、と
思い出した。
165「本を読む」 こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。どうにもこうにも身動きが取れなくなった時。私は本に逃げます。「巴里ひとりある記」高峰秀子(河出文庫)当時人気絶頂の女優「高峰秀子」が1951年6月から翌年1月までの間、そのうち...
 





2026/01/18
18「私の積読状況」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

その後積読状況はどうなったのか?

誰も気にしていないと思われる
私の積読状況を
日曜日の暇つぶしにお付き合いいただければと思う。

まずは私の本屋好きの話。
なぜ積読になるのか?その原因は本屋さんだから。

あらゆるジャンルの揃う本屋さん。
私は本屋さんが好きで
時間があると「ちょっとだけ」と思いながら
フラフラと入っていってしまう。
待ち合わせ時間までの隙間時間や
気持ちを静めるためだったり
自分に気合を入れたいときなどに
本屋さんはうってつけだ。

本を眺めて気になるタイトル本を手に取って
内容を眺めてみたり
気になっていた本の厚みを確かめてみたり
周りの人たちが
どんな本を手に取っているのか
こっそり眺めてみたり
雑誌売り場の華やかな表紙をみて
今どきの流行りを感じとることもできる。
父のように、書店員さんに手伝ってもらって
孫娘のために本を探している老齢者がいたり
子どもに絵本を選ばせながら
ホッと一息ついている親子などをみかけると
育児でてんてこ舞いだった自分を思い出す。


ちょっと気持ちが落ち込んで
うまくいかないなぁ、とため息をついたら
本屋さんにフラリと入って
タイトルをぼんやり見ているだけでも
気持ちがホッとする。

ただ、本屋さんに入ってしまうと
出るときには2~3冊は抱えていることが多いので
積読状況を考えながら
時に本屋さんの前を
グッと我慢して素通りすることもある。
たまに、本を買ってしまってから
その先の買い物が重たくて
「本の重さが…きつい…」と
独り言を言いながら歩いている自分が情けない。


これが図書館だとそうはいかない。
図書館に行く人は
仕事や勉強のために借りる本が決まっていて
目的のものを探し当てたら
サッサとその場から消えてしまって忙しないし
新聞を読んでいるような老齢者は
居場所がなくてここにいるのか?と
ちょっと寂しい気持ちになったりする。
(あくまで私からの目線だが)
上質な本を、借りることができるのは嬉しいが
私は期限内に読めるかどうか自信がないのも
図書館から足が遠のいてしまう原因かもしれない。

積読してある本はザッと区分けしてある。
  • 早く読みたいもの(読めそうなもの)
  • 時間が必要なもの・仕事などでシリーズ化して読みたいもの
  • 移動時間に読むもの

ある程度溜まってくると
「今週は気合で3冊読む」と決めて
戦闘態勢で読書に挑むこともある。

本の読み方は自由で決まりはない。
だからこそ、「積読」という
摩訶不思議な現象が現れてしまうのだけれど
読まれていない本が傍にあるのは残念に思う。

せめて本を買ったら3日以内に
少しでも読み始めて弾みをつけたいと思う。
「なんだか読むのがもったいない・・・」という気持ちを抑えて
勇気を出して読み進めよう。

今週は「3冊気合で読む」と決めて
2冊は読了したので、これからの時間は
あと1冊に費やすことにする。






2026/01/17
17「去年の私からエールをもらう」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。


今年もブログ100チャレンジに挑戦しています。
去年(2025年)は元旦から毎日書き続け
「辞めどき」がわからずに
結局365日書き続けました。

今年もまた1月1日から
ポツポツと書いているのですが
去年の私が
後押しをしてくれるので心強いです。
今頃、何を書いていたかなぁと
辿ってみると
案外同じようなことを考えて
書いていることが多いかもしれません。

今年は年末年始をにぎやかに過ごした後
少し「空の巣症候群」のように
寂しくなっている気持ちに輪をかけて
更地になった自分の立ち位置を
改めて設計しなおすという
時間のかかりそうなことを始めているため
身体が縮こまっているような気がします。

「あぁ、身体が強張っているなぁ」と思いながら
去年の私を見ると同じようなことを言っています。

この週末は
身体を解しながら
気持ちを解き放して
深呼吸しようと思います。
(そういえば、朝起きてからのストレッチを忘れていた💦)



↓去年の私(この頃は、まだ写真も投稿することができなかったです)
17「身体を大切に」 こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。急に寒くなって身体の動きが鈍いです。運動神経もそこそこあって柔軟性もあるので自分の身体に関しては敏感な方だと思います。50歳を過ぎてから特に気をつけるようにしている季節が冬。身...

2026/01/16
16「時計の思い出」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

時計をいくつ持っていますか?
その時計に思い出はありますか?

昨日のブログの続きです。

私の夫は、時計が趣味でした。
一緒に出掛けて時計店があると
必ずショーウィンドウを覗いて
いろんな説明をしてくれました。
私には知識があまりなく
自動式と手巻き式の違いも分からず
それでも美しい時計を「見る」のは好きでした。

結婚してすぐのころ
「ペアウォッチ」を買いました。
黒い革バンドで、ベゼルがスクエア。
その頃のファッションに合わせて
色はゴールド、文字盤をローマ数字にしました。
ちょっとエレガントで
二人で食事に行くときに好んで身に着けました。

”時計もファッションと一緒で
その日の気分や装いに合わせることができる
自分の表現方法の一つだよ”

私は時計に対してあまり思い入れが無かったので
その言葉には驚きました。

そうか、どのように自分を魅せたいのか
もしくはその時計にふさわしいように振舞うことの大事さ・・・

時計が持っている役割を、改めて学びました。

夫は20代後半で
Rolex Sea-Dwellerを清水の舞台から飛び降りる気持ちで購入したそうです。
自分のお給料と相談し
お店に3日通い
店主に「来月から値上げするんだよ」と言われて
購入を決めたそうです。

”その時計に見合う自分になる”

そして

”ここぞ、という勝負の時に気合を入れる”という意味で
ビジネスの重要な場面があるときは
丁寧に時刻合わせをしていました。
朝の身支度の中で
時計を合わせるという時間は
夫にとって
とても重要で
気持ちの切り替わる時間だったのかもしれません。


私の節目になる年には
必ず時計をプレゼントしてくれました。
「ジュエリーの方がいいんだけどなぁ・・」と思っていた私ですが
節目ごとにレベルアップしていく時計を見ると
「この時計に見合うような女性になるのは、かなり大変💦」と
気が引き締まる思いがしたものです。

いつか二人で
PATEK PHILIPPEを
ジュネーブで買おう!

途方もない夢を
ウインドーを覗きながら
カタログをめくりながら
二人で笑った時間は戻ってきません。

夢のある時計という存在に
「時間」という容赦ない魔物が棲んでいることを
思い知った月日でした。


夫が最後に身に着けていた時計は
海に行くときに
水に濡れてもよくて
傷がついても良い
デジタルのそう高くないものでした。

夫は知っているはずです。
長女があこがれのまなざしであなたの「時計」を
みつめていることを。

だから私は「時計」を
あれこれ身につけながら・・・
夫の「時計」も身に着けて
娘たちと一緒に思い出を辿ろうと思います。








2026/01/15
15「時計は自分にとってどんな存在?」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

お天気の日が続いています。
朝起きると、ぼんやりとした光を感じて
「朝陽が出てきたな~」と感じることができます。
時計を確認して朝の準備を始めます。

出かける身支度をするときに
始めに選ぶのは時計。
外出先の雰囲気を想像したり
会う人のことを思い浮かべたり
もしくは自分のイメージを伝える手段にして
その時計からアクセサリーを選び
全体のバランスを見て仕上げます。
私は時計を生活必需品であり
自己表現の一つだと思っています。

「今日の自分をどのように表現したいか?」
私はこの感覚を大事にしています。


電車に乗っているときに
そっと覗く他人の時計。 
吊革につかまっている腕を見上げて
「いい時計しているなぁ」と思うビジネスマン。
古くて小さなジュエリーウォッチをしている年上の女性。
近頃は腕時計をしている人を
なかなか見かけなくなりました。
「時計をしていても、針が見えないから・・・」という理由で
腕時計をしまい込んでしまう同年代が増えました。
ちょっと残念・・・


私はリハーサルのときに
譜面台に時計を置いて
時間配分をみながら進めています。
コンサートやリハーサルのときは
ベゼルの大きな
40歳の記念に夫から贈られた
シチズンのXCを愛用しています。
相棒のように傍にいて
私を安心させてくれます。


この時計を確認する作業を
実姉はこの10年間手放していたということを
初めて知りました。


時計と私・再び ポッドキャストのエピソード · 視覚障害者ゆりさんの日々 · 2026/01/11 · 6分
 

ポッドキャスト・視覚障害者ゆりさんの日々
毎週月曜日9時更新

年の初めに
ウキウキした声で
その時計を見せてくれた姉の嬉しそうな顔。
娘たちが
「それ、コナンの時計みたい」と言って
「そうなのよ!さすが若い人の感覚は違うわ!」と
大笑いしたお正月でした。



2026/01/14
14「ハードルを下げましょう」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

昨日の「書類整理」のお話。

お片付けはハードルが高い・・・と感じてしまったかもしれませんね。
私自身も、書類整理はそんなに頻繁にするわけではありません。
なんてったって、時間がかかるので・・・

昨日お話した書類整理も
結局2時間かかりました。
本来であれば(プロですから)もう少し短縮できるのですが
私の場合は書類の内容で
つまずくことがありました。

「思い出」です。
特に相続関連の書類内容には
その時苦しくとも必死に頑張った自分の姿や
今考えれば、どうして立っていたんだろう・・と
不思議になるくらいの状況を思い出して
しばし書類を片手に思い出を辿って
ぼーっとしてしまう時間がたくさんありました。

書類整理は、どちらかといえば上級コースかもしれません。

では、その前にウォーミングアップをするには
どんなところから始めればよいでしょうか?

私は書類整理の前日に【食品を備蓄している場所】の
整理をしてみました。

我が家のキッチンには
食品のストックを置いている「パントリー」があります。
押し入れサイズの開き戸を開けた棚には
調味料・乾麺・レトルト食品・保存食品・お菓子・製菓用品・保存容器・ラップ類
雑多に入っています。
今は、年末年始に娘たちからお土産でもらった海外の食材なども詰め込まれているので
イレギュラーなモノたちが幅を利かせています。

  • とりあえず全部出してみる
  • それぞれカテゴリーに分ける
  • 自分で決めている場所に収める
今回に限っては
イレギュラーなモノが幅を利かせているので
空いている場所にも入れなくてはなりませんが
私は「忘れる(見えなくなってしまう)」ので
目立つ色のポストイットで目印をつけておきます。
何も書かずとも、目印だけつけておけば大丈夫。
一日何回かは開ける場所なので
必然的に視界に入り
私の記憶には残ります。

所要時間は15分。
パントリーに入っているものは
保存期間も含めて頭に入っているので
見やすく整えて
イレギュラーなモノたちを
見やすく配置するだけ。

ポストイットを貼って終了。

整理するハードルの低い場所を
自分自身が知っているというのは
ウォーミングアップに最適で
弾みがつきます。

それすら面倒な時は
カトラリーを並べ替えるだけでも
マグカップの順番を替えるだけでも
良いと思います。

アイドリングすること。
急発進しても、エンストするだけです・・・




2026/01/13
13「書類整理はお好き?」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

私は音楽家・ヴァイオリニストでもあり
ライフオーガナイザー®でもあるので
自分の生活を定期的に見直すこともしています。
私自身は1月から2月は【整える時期】なので
ゆっくりのんびり進めています。

  • 生活ルーティン
  • キッチン整理
  • ワードローブ見直し
  • 書類整理

年末年始に娘たちが滞在していたので
自分の生活は少し後回しにして
彼女たちとの時間を思いきり楽しみました。


そろそろ確定申告の時期なので
書類整理に手を付けたら・・・沼。
わかっちゃいるけど
避けて通ることのできない書類整理。

もちろん、時間がかかることはわかっていたので

「書類の行き先がちょっと不明になってきた」

と思い始めた12月あたりから

どのように区分けするのか
自分の行動を観察したり
先週くらいには
見て見ぬ振りができないように
ボックスを並べて見えるところに置いていました。
(自分に約束するため)

ただ、今回の私のミッションは
書類の中身を精査するだけでなく
更に
「書類ボックスの仕分け方を変える」という
イレギュラーなことも含めたので
更に時間制限のハードルが上がってしまいました。

私は右脳が強いタイプなので
「美しく」「無意識」「ワンアクション」がキーワード。
せっかくラベリングをしても、見ていないこともあります。
元に戻す作業が苦手なのに
美的意識も強いので
収める器にこだわってなかなか先に進まない・・・という
面倒なことも起こります。

今回の書類整理は
すでに器(ボックス)も数(4つ)も決まっているので
どのように区分したら良いのかを決めるのがカギ。

【before】
ボックス1:公共料金・銀行・クレカ
ボックス2:重要(相続・娘たち)
ボックス3:年金・税金・保険
ボックス4:保険証関係(健康関係)

自分の苦手な分野を確認して区分けしたつもりが

見つけ出せずにすべてのボックスを探し回る・・・という

無駄な動きが気になっていました。
家計管理に関するもの(頻繁に見直すもの)をひとつにまとめたい、という
希望もありました。生活が変化したので、家計管理は必須です。

【after】
ボックス1:重要書類+頻繁に見る→銀行・契約・見直しの必要な書類
ボックス2:重要書類+あまり見ない→保険・税金・年金・相続書類
ボックス3:家計管理関係→家計簿・領収書・請求書
ボックス4:健康について→期限を確認して余白を作る

区分けのしかたは色々あります。
大事にしたいことは
「その方法が自分に合っているか」ということです。

誰かの真似をしても、自分に合っていなければ管理できませんね。

自分の行動をよく観察して
クセを理解して
最適な整理方法を見つける。

なかなか簡単にできるわけではありません。
私も試行錯誤しながら
楽しみながら
毎回、思考整理して行っています。

おっと・・・
仕事についての書類ボックスも
次の予定に入っているので
そろそろ並べておかなければ。


一人でできないよ・・・という方は
お問い合わせからご相談くださいね。
ご一緒に、自分に合った整理方法を探しましょう。













2026/01/12
12「音の欠片を探す」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

ぽっかりと気持ちの空っぽになった休日。

この数か月で読んだ本を並べてみた。
忙しくて気持ちに焦りがあったときに読んだ本。
一行読んだだけで止まらなくなった本。
気持ちが追いつかなくて、ページがなかなか進まなかった本。
学びを深めるために読んだ本。

エッセイ・小説・ハウツー本・ムック本・・・

”本は内容全部が身にならなくても
ほんの一文だったり、ひとことが心に刺さればいい”

誰かの言葉に安心して、私は本を読み続けている。
テレビやYouTube動画に流されないように
自分の直感を頼りに選書して
活字を追っている。


音楽家はいつも練習しているわけではない。
心を研ぎ澄まして
心の深部に焦点を合わせて
じっとしているときもある。

何も考えずに
空の色が変化していくのを見つめて
ぼんやりと
音の欠片が鳴りだしてくるのを待っていたりする。

結局
何も聞こえずに、何も起こらずに
夜の闇が迫っているだけが
いつものことだけど。



冬の時期は
私にとって大切な季節かもしれない。
無駄に想えるような時間も
この季節だったら許してもらえるような気がするから。

心を開放したり
楽器を鳴らして耳を澄ませたり
行ったり来たり
想いに任せてみる。



明日から少し
チャンと練習しよう。







2026/01/11
11「母としての役目」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

クリスマスから年末年始を過ごして
娘たちがそれぞれの国へ飛び立った後
私の胸に去来するのは
「日本滞在を満喫できたかな」という思いと
ちょっとした「空の巣症候群」でしょうか。
母というものは
どんな時も心配になって
あれこれ考えすぎて
ひとりで寂しく感じたり
取り残されたように思うものです。

記憶の彼方にある私の母が
成田エクスプレスの窓の外で
私を心配そうに、それでも笑顔で見送ってくれた姿を
今も懐かしく思い出します。
そして、その姿を見ながら
心配そうに見つめ返した自分の姿が
私を窺うような娘たちのまなざしと重なります。



この2年半の間に、娘たちが一時帰国した時の経験を活かして
少しずつアップデートしているつもりです。

リクエストのあった食事は全部コンプリートしました。
夕食のメインを2つにして、それぞれの量を少なくしたり
昼食と夕食のバランスを考えて外食や総菜を取り入れたり
(日本のお弁当が食べたい!とシウマイ弁当を嬉しそうに食べていました。
シウマイ弁当がまた値上げするのは悲しい・・・)
出かけた時に、ちょい呑みを挟んで食事のボリュームを抑える小技は
今回の新しい試みでした。
そのアレンジはとても楽しかったです。

様々な選択肢を提示することにも気を配りました。
娘たちには、どうしても日本で暮らしていた時の記憶が大きくて
アップデートされていないことがあったりします。
若者に人気のあるモノ・コト。
流行のファッションや便利グッズ。
SNSの発達した世の中でも
実際に見たり使ったり、道行く人を実際に見ないと
わからないことがたくさんありますからね。
そんなことを含めて
娘たちと話をすることは、私の方も
新しい情報をインプットすることに役立ちました。

「母」という役割は
食事を作ることが一番大切なのかも、と思います。
生まれてから
親元を離れていく過程で
記憶に残るものが味覚かもしれません。
私自身も、母の味を受け継いでいると思います。
(薄味すぎて次女に指摘されますが・・・)

「一周まわって実家の味が一番」
「お弁当に入っていた、あの味が食べたい」
「外食もいいけれど、家でのんびり食べたい」

今回の滞在で驚くような発言がいっぱいでした。
特にお弁当の話で盛り上がったのは
私が手抜きをして作ったものが
一番記憶に残っている美味しい味だということ・・・
お弁当歴は10年以上。
キャラ弁や映え弁当は作れないので
ひたすら飽きのこない地味弁ばかりでしたが
文句を言われたこともなく
夫も含めて3人とも
残さずに食べてくれました。
(夫はランチ会食があっても、
夕方のおやつに食べてくれていました)

良い思い出です。

今、娘たちの味覚は私の手を離れて
アレンジを加え
自分なりの味を構築中です。

海外で過ごす中で
その味覚を成長させて
今度は私に手料理を振舞ってくれるのを
楽しみにしています。
















2026/01/10
10「成人した娘たちとの生活②」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

長女は視覚優位で自分のこだわりを追求しすぎる傾向があり、決定までに時間がかかる。
次女は大ざっぱに見えて繊細な部分があるので、本人しかわからないこだわりを尊重しなければならない。

二人の部屋は勉強机と本棚のある5.5畳のロフト。
決して充分とは言えない空間ですが
自分たちの私物が揃っているので
居心地が良いみたいです。
それぞれの机と椅子。
本棚2つ配置すれば
ほぼいっぱいです。
一時帰国中も狭い空間に
二人が笑いながら話をしたり
出かける場所のリサーチをする声が
響いていました。

長女は自分で厳選したものしか持っていないので
物量は比較的少なめです。
空間把握も得意なので、どこまで自分のものを出してよいのか
他の人との兼ね合いも感じることができるので
自分の机周辺を自分なりにコンパクトに整頓することができます。
ただ、見えなくなると忘れてしまうので
箱やカゴを利用して、ある程度見えるようにする工夫は必要です。

次女は区切りをつけないと
どこまでも自分の領地を広げていってしまうので
予め「ここまで」という規制を伝えておきます。
箱やカゴの選択肢も自分で選んでもらいます。
一見、ごちゃついているように見えても
自分なりの法則があり記憶力も確かなので
忘れ物はほとんどありません。
引き上げるときには1時間くらいで
綺麗に原状復帰していました。

実家暮らしのころから
「私物は自分の部屋にしか置かない」というルールがあったので
リビングや他の部屋にモノがあふれるということはほとんどありません。
さすがに一時帰国中は、知人へのおみやげ、日本食、注文しておいたガジェット類などが
散乱していましたが、見事な荷造りですべて持ち帰っていきました。

二人がこのような性質を持っていることを
私はあまり意識して理解しようとしていませんでした。
自分の片付けメソッド【物は見えなく片づけるもの】を
当たり前のように伝えていたので
娘たちにとって「なんか違う」という違和感があったかもしれません。
特に次女は、モノや空間に対して私と全く違う感覚なので、
あまり良い気分はしなかったでしょうね・・・

その意識が変わったのが「ライフオーガナイズ」
私たちには【利き脳】というものがあり
その人が本来持っている性質と
環境によって育まれた特性の掛け合わせで大まかに分類され
さらに、思考のクセやその人が大事にしているこだわりを
じっくりと思考から読み解き整理に導いていく。
文字にすると難しそうですが
生活というものは
その人だけの
「オーダーメイド」でできるんだよ、ということを
教えてくれたのが「ライフオーガナイズ」でした。

そうすると、娘たちにもそれぞれに特性があり
私とも違う感覚を持っているんだ、と
離れた視点からみることができました。
さらに、
「どうしたら彼女がラクに生活できるのかな?」と
より深く各個人の内側を知る機会となりました。

姉妹といえども別人。
いっしょに暮している家族であっても自分とは違う人。

その意識は
思い返せば娘たちを産んだときから
私に根付いていた思いですが
「ライフオーガナイズ」を学ぶことによって
更に確固たるものとなりました。

今、娘たちは
私の手を離れた一人の大人です。
今回二人同時に我が家へ受け入れて
いっしょに生活した時間は
懐かしい家族で過ごした思い出を辿ることと
自律した娘たちの海外生活を垣間見るという
複雑な思いと
少しの寂しさと
大きな成長を感じた日々でした。








2026/01/09
9「成人した娘たちとの生活①」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

我が家には成人した娘が2人いて
今は海外で生活しています。
住んでいる国が違い
言語が違い
文化も違い
生活スタイルも違うので
facetimeで話をするときは
なるべく個々に繋ぐようにしています。
家族・姉妹とはいえ
お互いに聞かれたくない内容もあることでしょう。

さて、この年末年始は
長女が先に日本に戻り
次女が後から合流して
2人が同日の別時間に
それぞれの国へ帰るという日程。

受け入れ側の私としても
少し工夫が必要だと思いました。

日本滞在の目的も
長女は「休暇」
次女は「ヴァイオリンレッスン」
二人の共通目的は「推し活」と「日本食」

それほど長くない滞在期間を
いかに満足度高く過ごすことができるか、というのは
その後の生活にも影響すると思います。


食べたいメニューを聞く

食べたいものが何か?
これは我が家にとって最も大切なものになります。
日本滞在中の予定は、このメニューの組み立てで決まると言っても過言ではありません。
  • 家で食べたいメニュー
  • 日本でしか食べられない食材
  • 日本で食べたい外食メニュー
  • 日本のスイーツ
予定を見比べながら、食べたいものを基本に組み立てていくスケジュールは楽しい作業です。



朝食は自分で調達する

私は普段、朝食を食べません。
娘たちが単独で一時帰国するときには、なるべく作るようにしていますが、今回は二人同時なのでやめました。
そのため、各自が朝食の食材を調達するところからお願いしました。
ヨーグルトだったり、
ただ、前夜に残ったおにぎりを作っておくととても喜びました。朝食だけでなく、小腹が空いたときのおやつ感覚でおにぎりが食べられるのは嬉しかったようです。海外で日本米を買う勇気はなく、似たようなカリフォルニア米を炊いても、パサパサしてしまうので、おにぎりには不向きなのは私も経験済みです。
ふっくら、ほわっとしたおにぎりは、冷めてもおいしいですよね。


「ひとこと」を大事にする

一人暮らしをしていると、自分だけの「ルール」があったりします。自分だけが知っていることや、自分だけのこだわりは、言わなければ他の人にはわかりません。
「ここにおいてあるものは後でもう一度使うからね」
「このお菓子は絶対に食べたいからここに置いてあります」
ちょっとした一言が、トラブルを避けることにもなります。」
特に食べ物の恨みはコワいですからね・・・
その他に
「○○を探しているんだけれど、どこで買えるか知っている?」
これはとても重要です。
少ない時間の中で、効率よく予定をこなすには
移動途中で調達したり、リサーチして考える時間を得ることができます。

その「ひとこと」が大事!


上記の「ひとこと」には「ありがとう」という言葉も含まれます。
洗濯物を干してもらったら「ありがとう」
布団を片づけてもらったら「ありがとう」
配膳をしてもらったら「ありがとう」
荷物を持ってもらったら「ありがとう」

彼女たちは
外食をすると「ごちそうさまでした」と
お店の人にあいさつします。
それも大事な感謝のことば。

マスクの陰に隠れて
必要以上に声を出さない人が増えているように感じます。
寒さや花粉から、帽子+マスク+サングラス
なんていう人も見かけます。
そう・・・ラクですものね。
声を出したり、他人との会話って疲れることもあるし
煩わしいと感じることもあります。
でも、何か困ったことがあったら助けてもらわなくてはならないし
自分の世界がどんどん狭くなってしまう危険もあります。

海外にいると、何も言わない人は平気で無視されてしまいます。
「沈黙は金」ではないのです・・・

強くたくましく生きる娘たちは
今、日本と異国のはざまで必死です。

次回は共同生活のモノについてです。






2026/01/08
8「三人三様」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

年末年始に娘2人が一時帰国をして
賑やかな時間を過ごしました。
長女はドイツの音楽大学院で勉強しつつ
この1年は現代音楽に特化したアカデミーに奨学生として在籍しています。
10月から始まったアカデミーの密度の濃さは
長女なりに想像していたようですが
少し咀嚼の時間が必要になったそうです。
急遽日本滞在の予定を入れたため
受け入れ側の私が少しアタフタしてしまいました。

次女はスイスの音楽大学で学士過程の最終段階。
フランス語での授業に四苦八苦しながら
生活面の方でもストレスが多く
なかなか落ち着かない日々を過ごしているので
帰国できるタイミングがあれば帰ってくるように
我慢しないように伝えています。
今回は論文のための資料を日本語で探したり
リサイタルのプログラムを決めるため
滞在中もレッスンをしました。(一応、私も次女の教師です)

海外で暮らしていると
日本を少し離れた視点で見ることができます。
良い面・そうでない面。
それぞれの立場から話をきくことが
とても興味深く
こちらもたくさんの学びを得ました。

自分が留学していた時のことを(よいしょ・・・と)
思い出して伝えたり。
時代は違うけれど
変わらない思いや
大事にしてほしい日本のことなど。
facetimeでは伝えきれない
同じ空気と時間の中で話せることを
大事にしました。
画面越しの会話は
どうしても記憶から薄れてしまう気がします。

二人とも、幼少期から大学生まで(または高校生まで)
しっかりと日本の生活が身についているので
根元が揺らぐことはなさそうですが
一筋縄ではいかない
海外での生活に翻弄されないでほしいものです。

ドイツとスイスは
同じヨーロッパであっても
似て非なる国。

特にスイスの話は興味深く
次女の視点からみる景色は
なかなかおもしろいです。




それにしても
若者が2人になると
テンポアップと賑やかさが倍増して
活気にあふれた
音のあふれる日々でした。

ドアを開ける音
階段を登る足音
お風呂場から聞こえる鼻歌
キッチンの冷蔵庫を開ける音

生活の中に
自分では気がつかない音が
たくさんあふれていることに気がつきました。

姉妹と言っても性格は違うので
こちらも工夫が必要です。

  • 食事のこと
  • 共同生活の基本
  • ライフオーガナイズに沿った私物整理のための工夫
  • 娘たちへの選択肢の幅を広げる視点の変化
そして、若者に振り回されて自分を見失わない工夫などを
次からお伝えしていければと思います。













2026/01/07
7「祈ること」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

昨日、姉が視覚障碍者だということ書きました。
50代からの中途視覚障害。
この10年の景色は彼女の中でどのように彩られているのでしょうか。
見えにくい世界から、徐々に失われていく視界とともに
どのように考えていたのか
私には聞く勇気もなければ、
どんな声をかければいいのかわかりません。

視界が失われていく最中、姉は私に何も伝えませんでした。
どう伝えたらいいのかもわからなかっただろうし
私が狼狽えることを知っていただろうし
多分・・・
憐れんでほしくなかっただろうし
同情されたくなかったのだと思います。

気持ちはよくわかります。
妹に弱みを見せたくないから。
姉の意地。

小さいころから「優等生」といわれて
勉強も運動もできて
親の期待も大きかった姉。
(その陰に隠れて、ズルをしたりいたずらをしても
怒られなかったり、見逃されたりしていた妹の存在は
さぞかし苛立たしかっただろう・・・)

「見えない」というハンディがあっても
精いっぱい意地を張りたかったに違いない。

未だに
私に会うときには
きちんと背筋を伸ばして
着物をきちんと着こなして
周りの人が驚くほど
立ち居振る舞いが堂々としています。
(だから私のポンコツが目立つ・・・笑)


だから、私にできることは
姉に「祈ってほしい」と伝えることでした。

自分の力だけではどうにもならないこと。
家族の状況が厳しくて自分だけでは気持ちが耐えられないとき。
暗闇しか見えなくて苦しいとき。
心が涙を流しているとき。

私は自分の心が苦しくなると
いつも姉に電話やメールで
「祈ってほしい」と伝えています。

そうするとすぐに
「まかせて」
と返事が電光石火の如くかえってきます。

姉はカトリック信者なので
祈りは生活に一部になっています。
その強み・得意を活かして
私だけのために祈ってくれます。

姉しかできない
姉にしか頼めない
私がお願いしたいこと。
わがままだと言われてもいい。

それが「祈る」こと。
姉と私をつなぐ強力な絆。




未だに、視覚障害についての疑問があるとき
私は単刀直入に尋ねます。
「どうしてほしい?」
「何が必要?」
「こういう時はどうすればいいの?」
訓練を受けた視覚障碍者には
その人の方法があり
闇雲に手伝おうとしても
邪魔になってしまうこともあるそうです。

歩数を数えている。
音を聞き分けている。
空間の広がりを感じている。

ただ、緊急に危険にさらされていたり
音の出ない信号で青になったタイミング
イレギュラーなこと(列車の遅延だったり番線の変更)があった場合は
声をかけてもらえると助かるとのことです。

くれぐれも
点字ブロックに物を置いたりすることは
避けたいものです。


ポッドキャスト:視覚障害者ゆりさんの日々










2026/01/06
6「見えない世界で生きる姉」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

私の姉は中途視覚障害者です。
50代の初めから徐々に見えづらくなり
5年ほどで完全に視力を失いました。

弱音を言わない姉の状態に気づかず
私自身も混乱の中にいたコロナ禍。
姉は必死の思いで日本点字図書館の自立支援訓練を受け、
なんとか見えない世界へのシフトチェンジをしました。

50代になってからの失明は
それまでの人生を失うくらいのショックと悲しみ。
「なんで私が」というやりきれない思い。

私が気がついたときは
無我夢中で訓練を受けた先の
「見えない世界」をしっかりと歩んでいる姿でした。

この数年、姉は趣味の歌舞伎を楽しみ
持ち前のコミュニケーションの高さを活かして
実証実験に参加して意見を伝えたり
「見えない世界」についての発信や
講演会をしています。
そこまで辿り着くまでのお話は
折々にご紹介していきたいと思いいます。

姉の様子がテレビで放映されるとのことなので
ご案内します。
以下、本人からのお知らせです。



『過日、東京都デジタル局企画「障害者がスマホを使用過日したスマートサービス実証実験https://www.metro.tokyo.lg.jp/information/press/2025/12/2025120306」に参加したおり、東京MXテレビより「視覚障害者の日常密着取材」を依頼されました。


日常の白杖歩行、日本点字図書館・点字教室ボランティア指導や自宅での様子を取材されました。以下の報道番組内の1コーナーで放映されるとのことです。


東京MXテレビ

2026年1月7日 水曜日 20時から21時の間の1コーナーにて

番組名:堀潤 ライブジャンクション


但し、生放送番組なので、事情によっては緊急報道へ変更になる可能性もあるとのことです。どうぞご了承くださいませ。


様子も分からないまま、おろおろしながらの撮影取材でしたが、少しでも視覚障害者について知っていただけるきっかけになればと思いました。

ご視聴いただければ幸いに存じます。』



ポッドキャスト『視覚障碍者ゆりさんの日々』







2026/01/05
5「二十四節気・小寒」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

今日は二十四節気の「小寒」です。
日本の美しい季節を味わうために
公式LINEでは
私なりの季節の過ごし方・食べ物の事
その時期の思いなどを綴っています。



【小寒】しょうかん 寒の入り。
寒さが一段と厳しくなる頃。 
これから大寒を含めた30日間を「寒の内(かんのうち)」と呼ぶ。


 新しい年になりました。
マイペースな巡航速度に至るまでには 
もう少し時間が必要でしょうか。
 私自身はめずらしく娘2人と共に 賑やかな年末年始でした。
 ほんの少し 寂しさを抱えながら 
今、この共有する時間を楽しむって 
なかなか難しいものですね。
気持ちが右往左往します。

次に家族が揃う時期がいつなのか
今の時点ではわかりません。

それぞれが次のステージに向かう年なので
 今まで味わったことのない気持ちになりました。 

これからの季節は、暖かくして過ごしたいものです。
 ホカホカの白湯や酒粕たっぷりの甘酒。
 温かい靴下 。
手袋やマフラーにブーツ 。
ありったけの暖かいものに包まれて 健やかに過ごしましょうね。
 体温が下がると老化が早くなり 免疫力も弱ってしまいます。

 冬の時期は、要注意です。 

***

このように、ゆるりとメッセージを配信しています。



私は苦手な時期なので
気分的に「冬眠」します・・・
特に1月末にやってくる「冬の土用」は
なにをやってもうまくいかないので
思い切って休みます。
12月に大放出したエネルギーを
静かになだめつつ
次への計画を立て始めるのは
なかなか至難の業・・・
それでも、思考を止めない努力はしています。


みなさんは
どのような冬の過ごし方をしていますか?



2026/01/04
4「残されている時間を感じる」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

新しい年も4日目です。

いつもの年より
とても長く濃密に感じます。


娘たちが一緒に過ごしてくれて
あれこれと賑やかに
若者特有の
勢いに乗せられているからかもしれません。

普通だったら時間の流れが速く感じるのに
そうではない・・・不思議ですね。




実は
この1年くらいで
時間の感じ方が変化しました。

50代後半になり
娘たちも成人して
自分の時間に向き合うことが多くなり
この先の時間を
考えることが増えました。

あとどのくらい娘たちと一緒の時間があるのかなぁ
私の生きる時間はあとどのくらいかなぁ

そんなことを考えるのは
1年の初めには不釣り合いでしょうか?



「時間」には限りがあることを
私たちは充分承知しているはずなのに
先送りにしているのはなぜでしょうか?

他人に何かが起こったとき
「今の時間を大切にしなくては」と
にわかに「時間の大切さ」を声高に申し立てる姿。

「喪った側」には
決して戻ってこない「時間」の事実を
抱えたまま「今の時間を大切にしなくては」という言葉を聴く虚しさ。



忙しくて
予定に忙殺される世代の「時間」には
効率や技術を駆使して
いかにたくさんのタスクをこなすか・・・という
「時間」への挑戦があります。


50代以降には
残された人生を
どれだけ豊かに
自分の色に染め上げるのか・・・
「時間」を味方にして
より深く自分の存在を
自分自身の中にちゃんと居場所を作るのか。


年代によって
「時間」に対する見方や価値
期待することが変化してきていることを
意識することは大切なことだと思います。
今年は、より「時間」にフォーカスした内容も
ブログに綴っていきたいと思います。


毎日を生きていくことは困難な時もあるけれど

穏やかに過ぎていくこともあります。

その流れに乗りながら

「時間」を自分に引き寄せて

自分の道を自分でコントロールしながら

進みたいと思います。





*時間のオーガナイズ講座では
自分の時間を見える化して
自分の時間の使い方のクセを発見し
時間への意識を変化させ
ワークを通して
実践へ導くことを目標にしています




2026/01/03
3「本を読む」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。


【年末年始にゆっくりと本を読む】
私の実家がそんな風潮だったことはブログに書きました。



今の生活はそういうわけにはいかず・・・
一時帰国中の娘たちとにぎやかに
おしゃべりしたり、出かけたり
美味しいもの談義やアニメの話に花が咲き
活字を追う時間はもう少し先になりそうです。

私自身、昨年は三宅香帆さんの影響を受けました。
本屋さんへ行って
普段あまり見ることのない新書の棚を眺める習慣が
彼女のおかげでルーティンに入りました。
今の時代は、ちょっとでも影響のある人(もの)は
集中してプロモーションを行う傾向が強いので
本屋さんの平積みは彼女の著書でいっぱいです。
私個人としては
「あの著者の作品はまだかなぁ」と
待ち焦がれるくらいが丁度良いと思っているのですが
時代の流れに乗れていないということなんでしょうか・・・

***

「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」(三宅香帆)から思うこと。


本を読むということがどのように変化していったのか
歴史をたどりながら大きな流れで見ることができるので
大きな蒔絵を見ているようだった。
その中にある、自分が両親から受けた恩恵を
改めて感じることができた経験だった。
特に大正から昭和初期、中期あたりの変革は
興味深い。

大正時代にサブスクとしてはやった「円本」の章を読みながら、

昭和の高度成長期のサラリーマンも同じだと思った。



私の父は晩年まで本を読むことが好きだった。
自分で買ってくる本も多かったが
孫娘の読んでいる本も丁寧にページをめくり
「面白かったよ」と短い感想とともに
本が返ってきたようだ。
孫娘たちへの本を選ぶ目利きは確かで
私はいつも感嘆したものだ。

会社員の現役時代には
本は束の間の息抜きとなり
退職後は好きなだけ活字を追い
趣味以上の俳句のために
言葉を吟味し続けた姿を
私は今も尊敬している。

父が揃えてくれた『少年少女世界の名作』(小学館)は姉と私の大切な本たちだった。

本の虫だった姉にとっては、きっと生涯の友として記憶に残っていることだろう。

毎月一冊、新しい本のページをめくる楽しさがあった。
1冊の中に数本の物語が収められて
古典編や国別編といった分別方法で
本の中の関係性も考えられていたように思う。
私はまだ字が読めず

主に挿絵の可愛らしさに夢中になり

半紙を使って写していた記憶がある。

55冊は父の転勤でドイツへ行った時も
帰国して2回の引越しにも
1冊も欠けることなくついてきた。
私は姉に比べて読書にムラがあったので
全部の作品を読み切ることがなかった。
それでも、主要な作品はすべてこの全集から学んだ。

今思えば、きっとそう安くもない全集を買ってくれた父には感謝したい。

そして、その金額を捻出するために家計を守っていた母の采配にも感謝したい。

本から得る知識はその周辺の記憶も含めて、

生きる気力にもなることを、50代になった今も感じる。

毎月届く全集は、私たちの本だけではなく、父の『鴎外全集』も含まれていた。

きっと父は全集を揃えることで家長としての威厳と

サラリーマンの誇りを刻んでいたのではないだろうか。



***

父の姿勢は

私自身も受け継がれていると思います。
本を読むことは、自分のペースがあるということ。
他の作業をコントロールし
読書の時間を捻出し
本の世界に没頭することは
生活が整っていないと難しいことかもしれません。
ひと時でも
その時間を確保することができれば
人生はもっと豊かに
彩りにあふれた
深い味の世界が広がるのではないかと思います。



積読解消期間
始めます。






2026/01/02
2「お正月の風景」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

年を重ねるごとに
物事がシンプルになってきているように感じます。
年末年始の過ごし方もそのひとつ。

娘たちが幼い頃は
日本の伝統を少しでもわかりやすく
様々なことを伝えたくて必死だったように思います。

お箸の使い方
配膳の位置
季節の行事やしつらえ
季節の移り変わりや言い伝え

その中でも特に
日本の美しい食事風景は
海外へ出かけた時に
誇れるものだと思っています。

その中でもお正月のお節料理については
私自身も学びながら
知らない食材を使って
見よう見まねで料理して
娘たちに伝えたものです。
(伊達巻がなかなかうまくできなくて1回で挫折した苦い経験があります)

私の母は、私の結婚後1年で他界したため
いっしょにお節を作ったり
お正月を寿ぐ機会はありませんでした。
実家の味は自分の味。
それが良いのかどうか?
少し寂しい思いもあります。


娘たちが幼い頃は
お正月に訪れた義両親の家で
義母の作る、丁寧に作られたお節に感嘆しながら
先人の知恵と意味を説明したものです。
お重に詰められた
義母の特製おせち料理は
本当に美味しかったです。
華やかで、賑やかなお正月の思い出です。
そして、その思い出は
しっかりと娘たちに根付いているようです。


今では
お節の中でも好みがあるので
種類が少なくなり
簡単に準備できるものを
少しだけ、いただく程度になりました。



2人の娘たちは今
海外で暮らしています。
限られた生活費の中から
自分に合った食事を作るので
いつでも好きなものを食べれることはないようです。
現地のスーパーをくまなく見渡して
実家で食べていたようなものを
真似して作ってみても
自分の好きな味に仕上げるのは難しいです。

それでも、自分の味覚を信じて
少ない選択肢の中から
食材を選び
味付けを工夫して
狭い自分の勉強机にランチョンマットを敷いて
お箸をつかいながら
笑顔でご飯を食べている写真が送られてきます。

海外で暮らすことは
日本人の代表として暮らすことでもあります。
自分の立ち居振る舞いが
日本人全員のすることだと思われてしまう危険もあります。
日本全国どこの出身であっても
地方によってしきたりが違ったとしても
外国人には関係のないことです。

娘たちにとって
幼い頃の記憶は鮮明で
私の口うるさい指摘は今なお覚えているそうです。




さて・・・今の私と言えば・・・
手間をかけずに
美味しく
お正月を飽きずに楽しむことを
モットーにしています。

伝統を伝える役目を終えて
新しいスタンダードを見せていくことも
母から娘へバトンを渡す役目なのではないかと思います。









2026/01/01
1「新しい年とともに」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

【本物の演奏を届ける】ことを第一に演奏活動をしています。

AIの目を見張るような発展を目の当たりにして
「音楽家はこれからも生きていけるのだろうか?」と
焦ったり、ジタバタしたり
競争心を燃やしたりすることもありますが
自分が求めていることは
「心を動かすこと」だと思っています。

  • 音楽で心が動く
  • 演奏を聴いて自然に涙がこぼれる
  • ワクワクするリズムに気持ちが躍る

私の演奏を聴いて

そんな風に思っていただけたら嬉しいです。


私という媒体を通して
感情の揺れを経験することは
AIには難しいでしょうね。


演奏することは私にとって「生きる」こと。




日々の様々なストレスを軽減させて
感覚を素直に受け取ることができるようになるにも
少しだけコツが必要です。

そんな時には
ライフオーガナイズの手法を使って
自分らしい空間をつくることが大切です。



50代後半の音楽家が
何を見て
どんなことを感じて
これからの生活をどのようにクリエイトしていくのか

ご一緒に考えたり
ヒントの種を見つけたりしていただけたら幸いです。



新たに始まる日々に
改めて気合を入れて。
(時々、ポンコツになりますが・・・)


どうぞよろしくお願いします。