電車の中でイヤホンをしている人を、ちょっとうらやましく思うことがあります。
音楽を聴いていたり、勉強をしていたり、本の内容を聴いていたりするのでしょうか。
時間を上手に使っているように見えて、格好良かったりします。
そして、人がたくさんいる場所でも、ふと自分のパーソナルスペースを作れるのは良いなぁと思います。
私はどちらかといえばイヤホンが苦手で、特に音楽はスピーカーで聞きたいと思っています。
音楽は、その音に集中することも大切ですが、その周りにある音も一緒に聞いてこそだと思っています。
たとえば、コンサートに行って、会場にあふれる雰囲気や話し声、客席や天井を見上げて感じる空気もその音楽の一部です。
スピーカーから聞こえる音楽も、その日のお天気や気分によって聞こえ方が違います。
それらをしっかり味わうためには、私は断然スピーカーが一番だと思っています。
ただ、私は自分が『耳の閉所恐怖症』なのかもと思っています…
(閉所恐怖症の方がイヤホンをするとパニックになるという事例がありますが、それとはちょっと違う)
イヤホンはその音だけしか聞こえないので、他の音が遮断されてしまいます。
視覚的には普段の生活なのに、耳からの情報は音だけ。
私にとっては聞こえる音と視界のギャップに混乱している状態。
そんなに深刻ではありませんが、イヤホンを遠ざけるひとつの理由です。
そうはいっても、人知れず自分だけ聞けるという便利なイヤホン。
私も好んでイヤホンを選ぶときもあります。
私の利用法は、ネガティブマインドに陥ったとき。
ちょっとアップテンポの曲を選んで、ひたすら掃除をする・・・
トイレ掃除、排水口掃除、鍋みがき、模様替え。家の中でできることが条件。
(庭の掃除などは、近所の人にあいさつされることが多いので、イヤホンは不向き…)
1時間もすれば、ホッと一息ついて何かしらの方向性が見えていることが多いです。
どちらにせよ、常に音楽は私の身近にあるわけなので
切っても切れないご縁、なんですよね。
イヤホンの発達があったために、オンラインが身近になり、遠くの人と繋がれるようになりました。
イヤホンのおかげで、手軽に一人の時間が得られるようになって、人との距離感が多様になりました。
でも、ちょっとまって。
それだけで安心しないで。
時にはスピーカーの存在を思い出してほしいです。
忘れかけていた、「リアルな音=生きている音すべて」を思い出す必要もありますから!
【イヤホンの遍歴】
1979年:ウォークマンが登場して音楽が持ち運びできるようになる
2000年代:「カナル型」が主流
2017年頃から:ワイヤレスの台頭
近年:ノイズキャンセリング機能の充実
「私は母のために花を絶やしたくなくて
いつもなにか、生花を飾っていました。自分のためでもありました。」
