激しい雨から始まった1日。今日は出かける用事がなかったのでおとなしくずっと雨を見ていました。雨の降り方にもさまざまな種類があって、飽きることなく午前中が過ぎていきました。ざんざか、ざーざー、しとしと、ぽつぽつ、さわさわ、
降るリズムも七変化。自然の流れを感じるのは良い時間になりました。
昨夜遅くに次女から弾んだ声で連絡がありました。
「特別レッスンを受けることができて、先生にとても褒めてもらえて気分が良かったの!」。その声を聴くだけでこちらも嬉しかったけれど、日付が変わったときに「お誕生日おめでとう」と言われたこともさらに嬉しかったです。
今朝は早朝に、長女と連絡を取る用事があったので、大雨の音を聞きながら身支度をしていたら「遅れてごめんね!」という元気な声と共に「お誕生日おめでとう!!・・・ねぇねぇ、母はいくつになったの?」と聞かれて「2028年には還暦よ」と答えてお互い大笑い。長女も電話の直前まで動き出したプロジェクトの対応で忙しかった様子。
二人ともたくましく、しなやかに外国での生活をこなしていることに安心します。私たちの子育ては、今のところ◎なのではないかと思います。
迷ったり、失敗したり、悩んだりすることがあっても、ちゃんと自分の力で答えを見つけて、その答えを正解にすることができて、自分自身を蔑ろにしないことができるようになったってすごいことだと思う。もちろん、本人の努力が90%だけどね。
自分が生まれようと思った日。
自分に乾杯。
先日、スイスに住む次女が素敵な写真を送ってくれました。
自室から徒歩2分くらいの湖畔まで、レンチンしたラビオリを持参して食べたそうです。日陰に入ると肌寒いくらいなので、ランチを食べて本を読んで30分くらいで帰ったそうです。次女の住んでいる家は、何人かの音大生との共同キッチン・洗濯場、バスルームは隣の部屋の子と共同です。個室が狭くて屋根が低い(屋根裏部屋)ため、ちょっと不便なところはあるようですが、以前の家より通学時間が短くなったのでなんとか頑張っている様子です。海外で部屋を見つけるのは容易なことではなく、学校に寮もないので一人暮らしをする学生が多いです。自室で楽器の練習ができるところは本当に少ないので、学生は学校の練習室にこもることが多いです。次女の家は代々音大生が住んでいるとのことで、許可された時間内は練習が可能とのことです。限られた予算の中から部屋を探して生活を立ち上げていくのは大変です。遠い日本からの留学は、生活スタイルの違いや国民性といったことも関係してくるので気になることはたくさんあるようです。キッチンやシャワーの使い方や、ドアの開閉音、冷蔵庫の温度など・・・話を聞いていると本当に大変そうです。次女はスイスで3年の間に3回引越ししていて、いずれも自力で荷物を運んだという強者です。いずれも学生寮や単身用のアパートに希望を出しても「スイス人の保証人が必要」と言われて断念したり、予告なく希望を取り下げられてりして苦労していました。私は毎回ハラハラして見守っているだけなのですが、本人は「やるしかないのよ」と。手伝いにちょこっと行く・・・ということができないので、応援するくらいしかできないのが歯がゆくもあります。思えば私も無我夢中で生活した経験があるので、嫌なことも良いことも全部自分の糧になると信じています。糧にできるかどうか…。それは自分次第でもあります。
次女がフランス語を話している様子は見たことがないので、ちょっと覗きに行ってみたい気持ちになります。
ヨーロッパに住む娘たちとの時差が、今夜を境に8時間から7時間になります。
夏時間の始まりです。
今夜の午前2時に、時間がぐるりと1周早くなって午前3時となります。
夏時間への移動日は、睡眠時間も1時間少なくなるので、翌日にコンサートの仕事がある場合は要注意です。(実際に遅刻してきたコンサートマスターがいました。懐かしい思い出です・・・)
私の場合は娘たちとの連絡時間が、少し楽になります。
日本時間が夜7時だと、ヨーロッパはお昼の12時。
お互い食事時。
日本時間の朝6時だと、ヨーロッパは夜11時。
少し落ち着いて話ができる時間です。
以前より連絡の頻度は減りましたが、facetimeで顔を見ながら話せるのは時代のおかげです。
私が手伝えることは、他愛もない話を聞くだけ。もしくは壁打ち。
私の子育ては18歳で完了すると決めていたので、その後は話を聞くことが主な役割です。
もちろん意見を言うこともありますが、そんな時は一つの選択肢として伝えるだけ。
ちょっと頼りない母だけど、人生の長さは私の方が長いから、それだけは自信をもって伝えられることが多い。
それで良いと思っています。

次女の連絡は、案外サッパリしています。
用件だけ、決定したことだけを伝えてくるので、途中で紆余曲折があったとしても事後報告として伝えてきます。
「なんだか大変そうだなぁ」
とこちらが思っていても相談してくることはなく
「そういえば、こんなことがありました」
とぽつんとメッセージが来て、こちらがびっくりすることがあります。
そのため、こちらがアレコレ想像を大きくしてしまって余計な心配することも多々あります。
先日次女から
「なんだか時間の使い方がうまくできていない。時間のオーガナイズ講座を受けてみたい」
という申し出がありました。
2月にイレギュラーな仕事を入れすぎて、自分の生活がコントロールできなかったとのこと。
私は「時間」に関しては得意な方なので、すぐにオンラインでの時間講座の開講準備をしました。
我が家の変わったところは、親子でもこういった手続きをするところかもしれません。
お互い講師と受講生になって講座は始まりました。
事前にヒアリングをしていたので、各パートの割合を少し変えて
ということに注目して進めていきました。
講座を進めていくうちに、自分がこの先の道をどのように見ているのか、不安定な中にも確固たる強い思いがあることなどを次女が話してくれました。「目的のないおしゃべりではなくて、合法的に、強制的に話せる時間が欲しかったのかもしれない」
と次女がぽつりとつぶやいたとき、「なるほど」と思いました。
次女との会話はいつも30分程度。
「ママとは1時間もしゃべっていられない」といつも言われます。
その裏に「相手の時間を邪魔したくない」という次女の遠慮と優しさを感じます。
私もその気持ちを理解することができるので、話したいときに話したいだけ、そのタイミングはいつでも・・・と伝えるようにしています。
それでも、次女は何か枠組みがないと話せないことってあるんだな、と改めて思いました。
親子の間でも、いつでも話せる状態を作るだけではなく、ある程度の距離が必要な状況を提示することも大切なんですね。
新しく得たこの感覚をこれからも大切にしたいと思いました。
高校卒業と同時に海外での一人暮らしを始めた次女のことはものすごく心配です・・・
次女の道を見守りつつ、自分の持っているスキルを使って全力で応援できればいいなと思っています。
