塚本香央里 ~ヴァイオリニスト&ライフオーガナイザー~
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2025/05/28
148「思考の整理をしながらコンサート運営」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

今回のコンサートで大切だと思ったことは「思考の整理」でした。
私の仕事は演奏をすることですが、今回は企画から運営、当日の現場合わせまで気にかける必要がありました。

本番までに何をいつまでに仕上げなくてはならないのか?
逆算方式で考えることの大切さ。
当日のアクシデントに備えて、心も含めてなにを準備したらよいのか。
お客様が見ている視線はどこに向いているのか?

演奏・朗読は幸いなことに以前の経験があるので、注意すべき点はあらかじめわかっているつもりです。
問題は、慣れない場所での動線と、電子機器とマイクや照明などの備品操作です。
コンサートの全体イメージを自分がしっかり把握して
それらを、専門家ではないお手伝いの方たちにどう説明するのか、どう動いていただくのか。
いらしていただいたお客様の、会場に入ったときからコンサート中の視線
お帰りになるときの気持ちから余韻を楽しんでいただく工夫。

考えれば考えるほど、視野が狭くなってくる感覚がありました。
でも、最終的には「何が一番大切で、どんな気持ちになってコンサートを終えたいのか」
そう考えるとシンプルでした。

コンサートの企画・運営は準備が9割・本番(瞬発力)1割。←持論です。

今回のコンサートで得たことは、本当にたくさんありました。
日々、学び。



2025/05/27
147「ヴィオラという楽器」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

今回のコンサートで
「ビオラの音が好きになりました」という方がたくさんいらっしゃいました。
とても嬉しいご感想です。

私はヴィオリスト(ヴィオラ専門の演奏者)ではないので偉そうに語ることはできませんが
ヴィオラという楽器はとても好きです。
音楽高校に入学した当初、オーケストラで初めてヴィオラを弾きました。
当時は初めてのヴィオラという楽器、初めての楽譜(ハ音記号なんですよ…)に途方に暮れて
全然弾けませんでした。1年間ずっと弾き続けて、ようやく楽器になじんだ感じでした。
その後、なぜか学校オーケストラでヴィオラを弾く機会をたくさん与えていただき
プログラムの半分以上はヴィオラを弾いていたかもしれません。
(余談ですが、チャイコフスキー作曲:弦楽セレナーデは1stViolin,2ndViolin,Violaパートは全部弾けます!)
私が今持っている楽器は、娘たちが音楽学校に通っていた時に購入しました。
3人ともヴィオラが弾けますし、もし、いつか3人でコンサートをすることがあったら便利かも?という安易な考えでもありました。

ヴィオラは楽器の寸法にかなりの差があります。
もちろん、大きければ大きいほど深くて重厚な音が出ますが
私の体格だと持てる大きさに限界があります。
懇意にしている楽器屋さんから、少し小さいサイズのヴィオラを見繕ってもらいました。
これもご縁でした。そんなにすぐに楽器が見つかることは少ないのですから・・・

骨格のしっかりしたヴィオリストの奏でる音は、本当にうっとりします。
ぜひ、ヴィオリストの演奏会に足を運んでいただきたいです。
人柄もおおらかで、優しくて、おちゃめな人が多いヴィオラ族。

今回のコンサートで
ヴィオラを始めて聴いたという方が
興味を持ってくださって
次のステップに進めますように!



2025/05/26
146「絵本コンサート・感想いろいろ」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

まだ余韻を引きずる…

絵本コンサートの感想をたくさんいただきました。


子育てを終えて、読み聞かせをしたことに想いを馳せる方。

思っていたコンサートとは違ってびっくりした方。

ヴィオラの音が好きかもしれない・・・と気づいた方。

演劇を見ているようだった、との感想もいただきました。


お客様みなさんが、それぞれの余韻を持ち帰ることのできたコンサートになりました。


私の大事な親友は、小さいころにお父さんに絵本を読み聞かせしてもらったことを思い出すことができた、ずっと忘れていたのに…と喜んでくれました。


巡る思い。

忘れていた温かい思い出。


様々な経験をしたからこそ、じっくりと味わうことのできる「大人のための」コンサートになりました。


アンケートのQRコードを読み取って送信してくださる方が1割くらい。

手書きのアンケートは時間の関係でご感想がひとことですが、QRコードの方は時間があるのであふれる思いをたくさん書いてくださいます。

個人的に連絡先を知っていらっしゃる方は直接連絡してくださるのでありがたいです。


こういったご感想は非常に大切だということを学びました。

言葉の選び方に、その方の人柄が表れるということをひしひしと感じました。




2025/05/25
145「絵本コンサートを終えて思うこと」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

昨日、無事に終演した「絵本コンサート」

演奏や朗読の練習は自宅の自主練で何とかできるけれど
スライドを作成するのは初心者…
パワポはほとんど使ったことがないので
四苦八苦しながら
調べながらの手探り状態。
それでも、スライド移動に時間を設定したり
何度も動作確認をしたり
できる限りのことは練習しました。
(プロジェクターに接続すると設定が変わる~と焦ったりして。本当に初心者・・・)

プロジェクターと繋いで画角を調節したり、ライティングやマイクの位置と音量、
演奏する位置決め、待機する楽器やパソコンの配置を決めるのは当日しかないので
何度も頭の中でシミュレーションしました。
当日の荷物も、何をどう持つか…
電車移動で邪魔にならないようにするために気を遣うことに精一杯。
でも、ある駅で大きなキャンバスを2枚持って乗車してきた若者がいたので、
意味もなくホッとした自分がいました。(1駅しか載っていなかったけれど・・・)

達成感と満足度の高いコンサートでした。
今回の会場が私の企画には最大規模のように感じます。

これからも、丁寧にコンサート活動をしていきたいなぁ、と
改めて思う日となりました。


2025/05/24
144「大人のための絵本コンサート・終演 」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

大人のための 絵本コンサート。
無事に終演しました。
演奏だけでなく、手順の多いコンサートでしたが
楽しく充実した内容をお届けすることができました。

当日のスタッフとして
ピアニストのご家族総出のフォロー。
ご友人等のお手伝いに感謝です。

コンサートは一人ではできません。
陰で支えてくださる方たちのおかげで
開催できることをひしひしと感じます。



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