絵本コンサートの準備を進めるにあたり、パソコン操作の苦手な私はそちらばかりに気を取られてしまっています。
パワーポイントの使い方、内容の点検、操作のしかた・・・
いや待て!!
私は音楽家なのだから、演奏を一番に考えなければならないのでは?
と慌てる始末。
本番1週間前になると、色々なことが気になってきます。
様々なことに気を配らなければならない時期になると、生活面にほころびが出てきます。
決断しなければならないことが増えるので、私の場合は優先順位の低いものに関してはあらかじめ決めてしまいます。
例えば
生活をオーガナイズすることによって、優先しなければならないことに集中することができます。
時間の使い方はいつも同じではありません。
その時によって、たくさんのタスクをこなさなければならなかったり、休みが必要だったり、対処することによって変化させなければなりません。
「いま、何が必要か」
「その後、どんな時間が自分に必要なのか」
自分の行動のクセを把握しつつ、限られた時間を利用していくことでストレスなく過ごすことができます。
あなたの時間は、あなたにちゃんと寄り添っていますか?
【月イチ!パッククッキングの会】に参加しました。
災害時にどうする⁉️
「頭の中で色々考えていても、いざとなったら動けないよ。日頃から動いてみて」
と言われても、何をどうしたら良いのかわからない。
避難用品や備蓄品はあるけれど、どうやって使うの?という実践まで手が回りません。
☑️災害時に冷蔵庫にあるものと、常温食材を組み合わせて
☑️短時間に仕上がって
☑️個別提供で
☑️洗い物を極力少なく
☑️水やゴミを最小限にするにはどうするか⁉️
献立はみんな知っているけれど
それぞれのご家庭で人数が違うし、年齢や事情もあるから、常に
「え。こういう場合はどうすればいいの??水もガスも使えないよね…」
とアタマはフル稼働。
私の場合、そもそもの
ホコリをかぶったカセットコンロを取り出すところから始まり、
材料と作業手順でアタマがいっぱい💦
それでもオンラインだから、各地から参加された方たちと
おしゃべりしながらの作業はとても楽しかったです。
改めて、冷蔵庫の使い方を考えたいものです。
私の場合は家族が少ないから最小限の買い物だけで済ませるだけでなく、
保存方法なども考えながら不測の事態に備えたいと思います。
冷蔵庫の開け閉め回数を気にしたり、
ドアを開けて取り出す位置を改めて考えたり、
気づきの多い時間でした。
連休中に
久しぶりに女流作家森瑤子の作品を読みました。
森瑤子作品は私が大学生の頃、好んでよく読みました。
おしゃれで大人の世界で、すごく憧れました。
でも、ちょっと寂しそうな女性の主人公が多かったので、
一人で生きていく女性は強くないとダメなんだなぁと思っていました。
私には森瑤子さんの経歴も目を引きました。
芸大のヴァイオリン科卒業だったこと。
音楽家という道を歩いていたという衝撃と、
それでも文字を紡ぐ作家になるという潔さ。
でも、その陰に見え隠れする寂しげな表情は、
晩年の病気だけのせいではなかったと思います。
私が彼女から学んだことは
「結婚しても自分の世界を持つこと」
「大人と子どもの世界をきちんと分けること」
「夫をパパと呼ばないこと」
「愛情表現をきちんとすること」
未だに頑なに守り続けていることです。
彼女は52歳で亡くなりました。
とてもショックでした。
私はみっともなくとも、ヴァイオリニストの道を選びました。
森瑤子さんが、彼女の美意識にはそぐわなかった音楽家の道。
とても納得します。
彼女の60代、70代の作品を読んでみたかったです。
あの作品の主人公たちは、その後何を思い、何をつかんだのだろうかと想像します。