塚本香央里(つかもとかおり)
 ~ヴァイオリニスト&ライフオーガナイザー~
 

ブログ

ブログ
2025/11/03
307「トンボと物思いにふける」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

木枯らし1号の吹いた日。

急に風が強くなったなぁ、と思って
洗濯物を点検しようとベランダに出たら
手すりにトンボがぼんやりと止まっていました。
本当にボンヤリ・・・と。
近寄っても飛び立たず
物思いにふけるように
瞑想でもしているかのように・・・
野生に生きる生物でも
こうしてふとした時に
無防備になるのか、と驚きました。

私も時々
何かを思い出したりして
思考から離れることができずに
集中してしまうことがあります。
何も聞こえず
瞬きもせず
息をすることすら忘れてしまうように。
そんな時
全てを忘れることができて
幸せな気持ちになることがあります。

音楽は
その一瞬にすべてをかける芸術です。
流れていってしまう
取り戻すことのできない時間を
零れ落ちるままに
儚さを表現しつつ
それでも
確実な【何か】を聴衆に届ける。

相反することに翻弄されながら
ブレーキをアクセルを同時に踏んでいるような
そんな気持ちになるときもあります。


洗濯物を片手に
無防備に
無遠慮に
じっとトンボを見つめていると
我に返ったトンボがフイッと飛び去りました。





2025/11/02
306「訂正」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

【訂正】
チラシ掲載のリサイタルの曲目
「スペイン民謡舞曲」は「スペイン民謡組曲」です。
記載間違いをお詫びします。

気がつかなかった・・・

ファリャの作曲した「スペイン舞曲」というのはとても有名で
フラメンコを意識した4分ほどの曲です。
《はかなき人生》というオペラ第2幕からの抜粋。

今回はそちらではなく「スペイン民謡組曲」。
6曲のキャラクターの違う小さな曲を集めた組曲です。

チラシ記載が間違いに気づいたのは
娘が書いたプログラムノートの原稿を受け取ったとき。

確認作業のツメの甘さでした・・・

今月は少しづつ
プログラムについてのお話をしていきたいと思っています。




2025/11/01
305「自分の名前を書く」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

視覚障碍者の姉が
「あなたのブログを音声で読ませると
名前が2度読まれるから面白いわ」と言いました。

こんにちは、から始まって
漢字の名前、そしてカッコ内にひらがなを表記しています。

姉にはカッコ内がエコーのように聞こえるらしいです。

今年の元旦から始まったブログ100チャレンジ。
参加を決めたのは良いけれど
どうやった書き始めようか悩みました。
本文をすぐに書き始めても良かったけれど
なにかひとつワンクッションが欲しかった。

そこで、ベタな手法ですが自分の名前を紹介することにしました。
漢字5文字はかなりお堅い感じがします。
(縦書きにするとやわらかい感じになるのですが・・・)
そこで、覚えていただくためにもひらがなを併記する。

このワンクッションは、自分のためにも良い効果がありました。

自分の名前を書くことによって
ブログを書く、という作業にスイッチが入ります。

今年はとにかく書き続けることが課題なので
内容も多岐にわたります。
(時々、熱のこもった内容になったり
しょうもない話題だったりしますが・・・)

【書くことは仕事】
これを心に留めて
言葉を大切に紡いでいきたいと思っています。

ずっと読んでいただけたら嬉しいです。

*写真はハロウィンのために撮ったのに間に合わなかったので


2025/10/31
304「リサイタルのチラシは期待感」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

チラシの構成は、ほとんど同じなのですが
私のチラシは少し変わっているかもしれません。

オモテ面はリサイタルのご案内と日時・場所・チケットのご案内。
裏面にようやく、コンサートのテーマと曲目、演奏者のプロフィール。

本来ならば
オモテ面にすべての情報(特に曲目)が載っているほうが見やすいのかもしれませんが
私は敢えて裏面に記載しています。
なぜならば、伝えたいことのテーマに沿った曲目だから。

私の音楽を聴きに来てくださる方は
曲目で聞きに来るわけではなく
私が何を考えているのか
私がどんな風に生きているのか。
表面的ではなく
考えに興味を持ってくださる方が多いです。

「今年はどんなテーマなんだろう?」と
ワクワクしながら
オモテ面から裏面をめくっていただく期待感。

チラシを手に取っていただいた方のお顔を
ここでも想像しながら作成しています。





2025/10/30
303「リサイタルの準備は夏から」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

リサイタルのチラシ作成は7月ころから始まります。
「もう12月の準備か・・・」と
少し焦ったような気持になりながら
プログラムの最終決定をしたり
写真を選んだりプロフィールを見直したり
何をテーマにするか考えます。
これがなかなか難しくて
アレコレ考えている間に時間がたってしまいます。
近年の夏の暑さにアップアップしながら
言葉を吟味していく作業は思いのほか大変で
体調が芳しくないときもあります。
7月末ごろには確認を完了して
デザイナーさんにデザインの依頼をして
締め切りを設定します。
デザイナーさんとのやりとりは
たたき台をだしていただいてから
細かい色指定やフォントなど。
写真の配置も途中で変更したりします。
ロゴデザインの大きさや見やすさ
細かく設定していきます。

9月初めにはチケット発売するので
8月中旬頃には完成を目指します。
チラシが印刷を終えて配送され
手元へ届くとホッとして
しばらく放置・・・(ここで一度精魂尽き果てる・・・)

9月末頃にようやく発送準備。
ご案内文の作成(これもまた難儀で何日も捗らないときがあります)
封筒や切手の準備。
宛名書き。
配架などしてくださるお店や事業所への発送。

全てを自分でやっているからこそ見えてくるお客様の顔。
効率を考えるともう少し上手くできそうな気もしますが
今の自分にはこれが精いっぱいです。

本番までの時間は
ひとりひとりのお顔を思い出しながら作業しています。