塚本香央里(つかもとかおり)
 ~ヴァイオリニスト&ライフオーガナイザー~
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2025/07/13
194「食育という財産」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

海外在住の娘たちが
時々、食事の写真を送ってくれます。
その土地にしかない食べ物や
おいしいと思っている日本食
自炊した食事の
生存確認のような写真などなど・・・
(冷蔵庫に残っていたものを並べてみた、というようなもの)

日々の生活(掃除・洗濯・買い物など)を回しながら
音楽の勉強や各種コンサート、仕事やマスターコース受講をこなすのは
容易ではありません。
その中でも、彼女たちには【生きることは食べること】という考えが
しっかりと身についているのを感じることができます。
私が食事を作ることで伝えてきたことが
実を結んでいるということでしょうか。

‥と言いつつも
私自身はそんなに難しいことを言ったり、作ったりしたことはありません。
  • 夕食には必ずごはんとお味噌汁を作る(みそ汁の具は3種類が目標)
  • 副菜を必ず添える(季節の野菜を意識して)
  • 朝ごはんを食べて学校に行く(簡単でもいいから何か食べていく)
  • お弁当を持っていく(幼稚園・中学~高校まで作っていました)
家族で食卓を囲む大切さを伝えることは、思春期の娘たちには面倒だと思うこともあったと思います。
でもいま、一人で食卓に座って食事することの寂しさや面倒を思いながら
「実家で何を食べていたかなぁ」と思い出してもらえたらと思います。

家族LINEには、私も自分の食事を送信します。
ちょっと美味しそうに見えるアングルで
ちょっと気取ったお皿の組み合わせで
「お、美味しそうだね」と言ってもらえるように。
(食材はシンプルなので大したものではない)

そんなちょっとしたことが
「今度はアレを作ってみようかな・・・」というヒントになれば良いなと思いつつ。

名もなき質実剛健な食事の長女。
食材に凝って美味しいものを追求するのが好きな次女。

それぞれ食事への情熱の方向が違いますが
どちらも食べることを大切にしています。





2025/07/12
193「音楽の深淵まで」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

中断しながらも、ようやく読了しました。
『暇と退屈の倫理学』(國分功一郎・新潮文庫)

通常、本を読んだ後は
ちゃんと完結した気持ちになるのですが
この本は「正解がない」ものなので
自分で「他の人はどんなことを思うのだろうか?」という
とてもつもなく不安(もしくは興味)を掻き立てるものとなりました。
著者本人も「これは自分の考えです、というものを書きたかった」とおっしゃっているので
私はまんまとその意図の罠にはまったことになるのでしょうが・・・
単純に面白かったです。


音楽家もそうかもしれません。
「この曲を、私はこんな思いで演奏しました」
と思っていても
全然通じていないこともあります。
むしろ、言葉で表現しなければ
音だけで伝えることはできないと思っています。

音楽の素地があったとしても
演奏者の内面までを理解することは難しいです。

私の演奏を聞いた人が
「あの部分が気になるなぁ」とひっかかりをもって
自分の生活に戻っていき
時折、
私のコンサートを思い出すことがあるならば・・・

私はその人の人生の時間に関わる瞬間があるという
幸運を受け取ったということになるのでしょう。

素晴らしい・・・

「楽しかった」
「素敵だった」
素直な感想を素直に受け取ることができて
さらにその先の音楽の深淵にまで
行きつくことのできる聴衆が生まれるとしたら。

私はそんな音楽家になりたいものだ。






2025/07/11
192「コンサートへ向けて」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

1年前にできなかったことが
今年はできている。
1年前には考えられなかったことが
今年は考えられている。

1年後の自分を想像することはやはり難しいけれど
周りが変化していることを感じて
自分もひとつずつゆっくりと進みながら
調べものをしていかなければならないと感じる。

音楽を奏でるということは
その人の人生がギュッと詰まっているということ。
全部を消化して
エンターテイナーとして表現することが
自分の役割だと思っている。

「コンサート自体を
もっとショーアップするべきだよ」
というアドヴァイスを
今年は極めていきたいと思っている。
本物を伝えるために。




2025/07/10
191「パソコンのスキルはどこまで必要なのか?」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

改めて「パソコンスキル」って
どのくらいあれば良いのでしょうね。

私は大学時代後半にワープロというものに触れました。
母が季刊誌の執筆をしていたので
父が購入して母がメインで使っていました。
そのうちに、私が留学するための書類作成をするために借りるようになり
ドイツ生活で役所などへの提出書類が多くなってきたので
父が私のために買ってくれました。

帰国後に結婚してから夫がパソコンを購入しました。
メールの送受信を教えてもらい
友人にタイピングのゲームを教えてもらい
そのうち、パソコンでコンサートのフライヤーが作れることを知って
Windowsソフトの【Publisher】を買ってもらって
ずいぶんお世話になりました。
自主企画のフライヤーは当時
ほぼ自作でした。
途中で季刊誌の編集委員をしていたころに
【illustrator】というソフトを使いましょう、という話にもなったのですが
私には難しすぎて手に負えず、足手まといになりました・・・

その後も、なんとかパソコンを使っているのですが
謎なことが多く
おっかなびっくりのお付き合いです。

年上の方には
「若い人にお任せするわ」と丸投げされ・・・
同じ年代のバリバリとキャリアを積み上げてきたビジネスウーマンには
「そんなことも知らないの?」とあきれられ・・・
コソコソと娘たちに質問すれば
「ネットで調べればすぐにわかる」とキッパリ言われ・・・
50代のデジタルデバイススキルアップは
なかなか険しい道のりかもしれません。


私はWindowsをMacを両方使っているので
面倒なことも多いのですが
それぞれの良さがあるのでこのまま並行して使っていこうと思っています。

というわけで
私のスキルはとても中途半端です。
全然できないわけでもないけれど
サクサク使いこなせるわけでもない・・・

フライヤーも以前より簡単なソフト(アプリ)があるのに
なぜか及び腰で使いこなすことができていません。

でもここでスキルアップをあきらめてしまったら
自分の成長が止まってしまうのは避けたいものです。

そんなことを思いながら
10月のフライヤーを作成しながら
現実逃避をしてみました。

頑張ってみよう。




2025/07/09
190「言葉でアウトプットすることは自信につながる」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

私の住む関東地方は
まだ梅雨明けをしていないのですが
毎日の暑さに音を上げそうになります。
さすがに、朝からの湿度の高い気温に負けて
エアコンに頼る日が増えました。

次女がスイスから一時帰国中です。
2週間半くらいの短い期間ですが
日本でしかできない手続きなどを
帰国初日から頑張ってこなしています。
「日本語が通じる、わかるっていいね」と言いながらも
「電車内で会話が聞こえてくると耳が敏感になってしまう。一言一句理解してしまうからね。」と苦笑い。
その気持ちはとてもよくわかります。
海外に住んでいると、耳の方が自動選択をして
わからない言葉や会話をシャットダウンしてしまいます。
必要な言葉だけをキャッチする能力の精度があがります。

次女と話をしていると
どんな視点で
どんなことを感じ
どんな言葉を使うのか・・・

とても参考になります。

海外で一人暮らしを始めて2年。
一人で考えて決断し
選択に迷いながら
日常生活のすべてを取り仕切ることは
なかなか容易なことではありません。

せめて実家にいるときくらいは
簡単なことは考えないように暮らしてもらいたいものです。

私も留学時代に実家へ戻ったときは
ダラダラと過ごしていて
暇ではない母をつかまえて
おしゃべりに興じたものです。
(今考えれば迷惑だったかもしれない?)

私たちは「話す」ということによって
自分の思考を整理していることがあります。
取り込んだ知識をアウトプットするために
人に話すという行為は
自分の中に定着させるよい方法です。

次女がこれまでの一生懸命インプットしたことを
的確な言葉で
上手くアウトプットすることができれば
確実に彼女自身の大きな自信になることでしょう。

言葉を大切にすることは
音楽家にも必要な
大事なスキルなのではないかと思っています。






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