塚本香央里(つかもとかおり)
 ~ヴァイオリニスト&ライフオーガナイザー~
 

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2026/07/09
190「勉強会に参加する」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

【メンタルオーガナイズ勉強会】

ライフオーガナイザーの専門課程であるメンタルオーガナイザーの資格には定期的に勉強会が開かれていて、メンタルオーガナイズに関する知識を学んだり、実際のセッションで困っていることなどを共有して意見交換することができます。みんなメンタルオーガナイズを学んでいるので、安心安全な場所として、私も参加できる日程であれば早めに申し込みをしています。(早く申し込みすぎて、どんなテーマだったかを毎回忘れて焦る・・・)

安心安全な場所って、本当に必要だと思います。


前半は各自の活動から疑問に思うことや、お客様とのやりとりからのお困りごとや事例の発表など。それに対して講師の渡辺奈都子さん(https://jalo.jp/member/watanabe-natsuko/)が細やかに、ひとつひとつを深堀りして答えを提示してくださったり、逆に新たな質問を私たちに投げかけてくださったりします。奈都子先生のお話はいつもピリッと辛口で緊張しますが、決して冷たいわけではなく、本質をしっかりと見ることの大切さとメンタルオーガナイザーとしてどう振舞うべきかを再確認させてくださいます。

後半は奈都子先生が選んだテーマの講義。といっても、ただ聴いているだけではなく、それまで話していた事柄も含めて多角的に意見が交わされるので「あ、そういうことか」という気づきがたくさんあります。

私は気づくのが遅くて、いつも講義が終わってから「そういうことか・・・」「もしかして○○だったのかも」と思うことが多々あります。


今回のテーマは「ネガティブ思考との付き合い方」

私はネガティブというのは【慎重さ】だと思っているので、あまりマイナスのイメージはありません。

 

  • 準備をきちんとする、
  • 細かいタスクリストが作成できる、
  • リスク管理をきっちりする、
  • 下調べをする。
ただ、行動までに時間がかかってしまう、または行動まで辿り着かないことが悩みになることも多いです。その点中途半端な準備で最後は「エイッ」と運任せにしてしまう癖のある私にはどちらかといえばプラスのイメージでした。考えが浅く「早くしなきゃ」と無謀に行動して失敗することが多い私は、どちらかといえば、この数年は慎重に丁寧に動くことを意識していたかもしれません。先日のヨーロッパ視察旅行も「下調べの時間を確保して準備をぬかりなく」ということが第一目標でしたし・・・それがネガティブになってしまうのはとてももったいないと思いました。

 


ただ、言葉自体はあまり良いイメージではないですね。「ネガティブ」。

そういった一般的な意味では私もネガティブ感情はちゃんと持っています。恨んだり、妬んだり、舌打ちをすることだって多々あります。ちゃんと吐き出すことによって自らバランスを取っているのだと思っています。吐き出し方は色々。ちょっと断りを入れて姉に話すこともあるし、ノートに書くこともあるし、独り言の時もあります。今回の勉強会では「ノートに書いて破いて捨てる」という方がいらして、「破いて捨てるっていいなぁ」と思いました。そのためにはノートよりも裏紙や切り取ることのできるノートがいいのかしら?と頭がグルグルしてきてしまいました。


3時間の勉強会。全国の仲間たちとの交流は私にとって大切でかけがえのないご縁になっています。
ありがとうございました。



2026/07/08
189「活字を追う・積読日記」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

通常運転に戻るには活字を追うのが一番ですが、少し慌ただしいにもかかわらずついつい本屋さんの徘徊をして気になる本を買ってしまいました。
今年の夏も、8月中旬までは落ち着かない日々なので積読に拍車がかかりそうです。既に読みたい本のリストが長くなっています。今日はその中で無理やり読み切った本の感想を。

俳優・中谷美紀さんのことは、ハイジュエリーのモデルさんなどで拝見することはあったけれど、文章を書く人だとは思っていませんでした。1年ほど前に本屋さんをウロウロしていたときに彼女の作品『オフ・ブロードウェイ奮闘記』という本を見つけて読んでみたらハマってしまいました。
異国の地で様々な制約のある中を俳優が一人奮闘する様子を、ご自身が書いています。共演者との意思疎通、意見交換、リハーサルを重ねる様子、体調の変化、舞台装置や音響の問題などが山積する現場の状況を想像するだけで胃が痛くなるような気がしました。文中において言葉の選び方や説明の方法に拘りがあるように感じられて、そういった面では何となく親近感がありました。
ストイックで物事の深淵にまで探検に行ってしまう姿が、少し長女に似ているので「読んでみたら?」と本を贈ったら、案の定ファンになってしまったようです。その長女から「中谷さんの新刊が出るから送ってください!」と言われて本屋さんに走り急ぎ読み終えたものが『大草原の小さな農家』。オーストリアと日本の生活を挟みながら中谷さんが目をとめた出来事を、ご自身が見つめる視線の鋭さとおおらかさで綴られています。相変わらずの言葉のチョイスに「なるほど」とうなずきながら、チクリと胸が痛くなったり、自分で言語化できなかったことをサラリと言い放つ爽快感に包まれながら読み終えました。



2026/07/07
188「二十四節気・小暑」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

小暑(しょうしょ)

本格的な夏が始まるころ。小暑の初日はちょうど七夕と重なる。


梅雨明けの前後の地域も多く、梅雨末期の蒸し暑さに体調も揺れる頃かもしれません。ついつい冷たい飲み物や食べ物を欲してしまいますが、身体を冷やしすぎるのも不調の原因になってしまいます。スタミナをつけなくては!とガッツリ食べるのも、私の年代では少し無謀に思えます。そんなときの私の方法は「ペースを落とす」。蒸し暑くて身体に熱のこもったような気がするときは、やはりひやりと喉ごしのよいものが食べたくなります。冷たいものはいつもよりゆっくり飲んだり食べたりすること。ガッツリ系の食事も、時間をかけて自分の適量をゆっくり食べること。つい時間がなくて焦っていた子育て期のように、ガツガツと飲んだり食べたりしてしまう習慣を見直して、意識してペース配分を考えることも必要に思えます。


「少しだけゆっくり」

その言葉を合言葉にして、遠くを眺めたり、一杯の温かい紅茶を楽しむ余裕が欲しいですね。

 


2026/07/06
187「旅の記憶を整える」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

13日間という時間を久しぶりの海外ですごしたせいか、なかなか普段の生活に戻れません。自分で思ったよりも滞在期間の充実感が大きく、ひとつひとつを咀嚼する作業に時間がかかり、今なお振り返る出来事がたくさんあります。

振り返りながら自分の感覚を新たに思い出したり、30年前の記憶を掘り起こしてみたり、常に頭の中が忙しく動いているような気がします。

「視察旅行」として記した(暑苦しい)記事以外の些細なひらめきは、大事に心の隅に取り込んでいたいという思いもありながら、ほんの少しだけ自分の記憶のフックとして書き記したい我儘な思いや、美味しかった食べ物の記録は欠かせない…など。自分の欲の深さにあきれながらも、今回の旅が自分にとってどれだけ大切なことだったかを思い知ることになりました。


さて、こんな時はどうするべきか?

頭の中を全部出して、然るべき場所に保存するのみ。


帰国後に散らかった私の思考は、少しずつ熱が冷めて冷静に判断できる状態に戻ってきました。これから何度でも取り出したいと思っている旅の記録は、自分の記憶にきちんと保存できるように整えていきます。


2026/07/05
186「姉妹の部屋・視察旅行番外編」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

今回の視察旅行で興味深かった、娘二人の部屋。

長女は3年前から同じところに住んでいます。渡独前にプレオープンした単身者用のアパルトマンの一室を獲得し、工事の騒音や火災警報器の誤作動に悩まされながらも自分なりの規律で工夫しながら暮らしています。引越し後に「いろいろなものがうまく収納できない」という悩みを解決するべく、ライフオーガナイズの手法を使って整えました。その時からほぼ変わることなく、生活が安定していてとても安心しました。忙しくて乱れることもあるそうですが、元に戻すことができる仕組みは彼女自身の心の安定にもつながっているようです。


翻って次女はこの3年間で3軒の部屋に住みました。いずれも自分の居場所は自室のみ。キッチンやトイレ・バスルームは共同。そのため狭い自室に様々な用途のものが押し寄せるため、落ち着ける場所を確保することが難しかったようです。私は3軒目の部屋しか実際に見ていません。4畳半くらいの大きさですが屋根裏部屋のために天井が大きく傾斜しているので、まともに立てる場所は畳1畳半くらい。ベッドから起き上がるときは気をつけないと頭をぶつけてしまいます。共同キッチンは1階下の住人と一緒なので使用時間が限られ、小型冷蔵庫と電子レンジは階段の踊り場。トイレとバスは隣のフランス人と共同で、こちらも天井が傾斜しているためシャワーカーテンが使えないのでバスルームが水浸しにならないように気をつけなければなりません。それでも部屋で練習はできるし、天蓋窓を開ければブドウ畑と湖と山が見えます。「期間限定だと思えば何とか暮らせる」と、不便な中にも楽しみを見つけている次女には、逞しさを感じます。食べることが大好きで、自分で料理を自由に楽しみたいけれど、一人暮らしのできるアパルトマンの家賃が高いので我慢。そのため、長女の家に居候するときには嬉々として料理の腕を振るったり、ちょっとした作り置きを置いていったりするらしい。私が滞在中にも、オートミールがふんだんに使われた甘くないパウンドケーキを差し入れてくれて感激しました。「他のものを作ろうと思ったんだけれど、途中で材料が足りないことに気がついて・・・」と次女らしいコメントに笑ってしまったけれど。

彼女の部屋も少しだけライフオーガナイズの手法が取り入れられているけれど、まだまだ改良の余地はありそうです。本人が困っていないのであれば、私が口をはさむ権利はないです。


さて、秋から場所を移して勉強する次女。引越しをしなければならないので荷物の移動に頭を抱えています。増えすぎた本(これは私にも責任がある。日本から送りすぎました…)や、生活用品の移動には思ったより労力がかかりそうです。荷物は全て、自分でスーツケースや特大エコバッグに詰め込んで列車で移動。国をまたぐので聞くだけで気が遠くなりそうな労力です。


私は遠隔で応援するのみ。頑張って、としか言えないもどかしさはありますが、そうやって逞しくなっていくのだと思います。