塚本香央里(つかもとかおり)
 ~ヴァイオリニスト&ライフオーガナイザー~
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2025/03/20
79「自分の苦手をChatGPTに任せてみる」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

今回のコンサートMCを作成するときにChatGPTを利用してみました。
作曲家の名前と曲を入力して
「この作曲家と作品について教えて」と
付け加えるだけである程度の情報を教えてくれます。
それだけで私には十分でした。
その内容が正確なものであるかを見極めるための精査は必要ですが
年号などは、ほぼ正確でした。

私がいつもMC作成でつまずくところが
この事実確認と正確な年号・正確な場所の名前だったので
その作業を任せられるのはとても快適でした。
(ある程度の情報があらかじめ揃っているところに
自分の情報を付け加えていく作業は得意です。
元になる事実を最初から集めるのが苦手・・
という怠慢な性格です)

今まではどうやって活用するのかわからなかったChatGPT。
まだまだ使い方は初歩的ですが
こうして試行錯誤しながら利用しつつ
自分の作業に活かしていきたいと思いました。



どんなコンサート後も
若干「もぬけの殻」状態になるので
思考が中途半端になります。
そこはどうすればよいのか?
ChatGPTに相談してみることにします。
どんな答えになるのかしら?





2025/03/19
78「本番演奏を終えて次の課題」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

今日は今年初めてのコンサート。
朝の6時に起きると雨模様。
仕方ないなぁ、と思っているうちに
見る間に雪に変わって
庭に積もっていく様子にかなり焦りました。

ピアニストのお迎えをどうしようかしら?
このまま降り続いたら
会場までどうやって行こうかしら?

それでも野生の勘で
「いや、雪は止むはず」と
準備を進めていきます。
(根拠のない自信はいつもの如く)
いつものように、朝のルーティンをこなしながら
とにかく忘れ物をしないように荷物を準備。
着ていく洋服もストレスのかからないものを。

発声練習をしたり
口を開ける練習(指3本分を縦に口の中に入れる)
リップロールをしたり
腹式呼吸をしてみたり
先日の話し方講座の実践。

空気が乾いて冷たいので手を温めながら
指慣らしのために練習曲をゆっくり弾く。

ピアニストは時間通りに9時半に駅に到着して
お迎えも完了。
リハーサルを終えて会場へ移動。

本番まで控室にて待機。
iPadやペダルの調子を確認して
着替えは2分で完了です。

今回はMCに工夫をしてみました。
  • 言葉を最後まできちんと言い切ること
  • 伝えたいことはストレートに伝えること
  • 照れや遠慮をしないで本音を語ること
おかげで少しだけ言葉選びに変化が表れたように思います。
これも経験を重ねていかないとできないこと。
まずはやってみる。
そういう機会をいただけたことに感謝です。

ただ、苦手意識のある自己紹介やお話のつなぎ部分は
改良の余地がありそうです。
私らしい表現方法など
もっと磨いていきたいものです。
課題がたくさんみつかる本番です・・・


ほんの30分といえども、
内容は盛りだくさん。
聞いてくださる方も、初心者さんから耳の肥えている方まで
幅広くいらっしゃいます。
私の演奏が心の琴線にふれることができたら
良いなぁと思います。

聞きに来てくれたお友だちが
花束を持ってきてくれて感激。
「やっぱり日本の歌にジーンとして涙が出てきちゃった」
そう、日本の歌には私たち日本人が遺伝子的に持っている
懐かしくて、切なくなるメロディが心に刻まれているのだと思います。
そう感じてもらえて、嬉しかったです。


ミヨー春
菅野ようこ:花は咲く
ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第7番より第1楽章
ハチャトリアン:剣の舞
寺本睦美:日本の歌メドレー





2025/03/18
77「コンサート前日って何をしてる?」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。


コンサート前日の音楽家って、何やっているの?

これは本当に人それぞれですが
私の場合は
普段とあまり変わらない1日かもしれません。

各曲のイメージ画像や細かいディテールを
頭の中でシミュレーションしながら
ゆっくり練習したり
全曲を通して弾いてみたりします。
演奏している姿を鏡でチェックしたり
衣装を着て弾いてみたり
靴を履いて弾いてみたり。

MCがある場合は、
話の内容の順番を確認したり
必ず言わなくてはならないことを
メモを作って覚えたり。

あとは忘れ物がないように
メモ書きするのは必須。
今は、iPadや譜めくり用のペダル
充電器や電池などもリストに加えます。
そして、
タイムスケジュールを書き出すのも大事です。
どのくらいの時間に
何をするか、というのは
心の余裕にもなります。

最後に
弾き終わった後の自分を想像して仕上げ。
必ず、笑顔でお客様にお辞儀をしている姿を頭に焼き付けて
前日はおしまい。

私はあまり、ゲン担ぎをしたり
細かいことにこだわらないし
かなりシンプルに本番を迎えているほうかもしれません。

食べ物だけは
生ものは控えるようにしています。
(飲みすぎないのも大事・・・)

子育て中は
本番前日の夜に、
競泳大会出場の娘のためにお弁当を仕込んでいたのは
毎度のこと。
そのほか、リサイタル前日に
断り切れなくて小さなコンサートに出演したこともありますし
今回も今日は地域の会議に出席していました。


生活の中に音楽がある。
演奏する音楽家も
生活者のひとり。

私の演奏の中に
生活の香りがするのであれば
それこそ私が望んでいることです。





2025/03/17
76「あおば音楽ひろば・明後日」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

明後日は地元の区役所にて演奏予定です。
お昼休みの時間に
吹き抜けの場所にて
ちょっとした曲目解説などのお話も含めて
ヴァイオリンとピアノの音色を楽しんでいただけたらと思います。

今日は最終リハーサル。
細かいタイミングやテンポの確認
お話の内容を確認しながら
ピリリとしつつも
楽しい時間でした。

30分という短い時間の演奏は
アタマのスイッチ切り替えがカギになります。
演奏に集中しつつ
余韻を残しつつ
次の準備をしつつ
流れを止めない・・・
毎回緊張します。

ヴァイオリンの音色を
色々楽しんでいただきたいので
緩急混ぜてのプログラムは
演奏者側にとって思いのほか過酷・・・

今回は
先日受講した「話し方講座」から得たものを活かして
思いの伝わるコンサートにしたいです。
(早起きしてリップロールの練習しなければ!)

演奏者が楽しんでいれば
聞いてくださるお客様も安心して楽しむことができます。

ご一緒に、良い時間を創りませんか?
お待ちしています。


2025/03/10
69「楽器の調整は感覚を研ぎ澄ませて」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

今日は楽器職人さんの工房へ行ってきました。
今年の冬はどうにも乾燥が尋常ではなく
音がガサガサしてきました。
私のヴァイオリンは長く生きているので
(270歳以上?)
ちょっとのことでは驚かないし
かなり胆の据わった楽器なので
不調を訴えてくることも少なく
頼りになる相棒なのですが
さすがにこの乾燥は可哀そうだな、と。
それでも
「がんばって~」と
騙し騙し弾いていたのですが
先週後半くらいから
私の耳が嫌がるくらい気になってきたので
思い切って楽器職人さんの予約をとりました。

乾燥するとどんな音になるのか?
これは感覚ですし
人それぞれの印象なので
明白な基準があるわけではないのですが
とにかく
「耳元でこの音をずっと聞いていられないかも」と
思うことでしょうか。

自分の音が嫌いな時は以下のような感じ。
  • 練習不足で音程が合わなさ過ぎて嫌気がさす
  • 外的要因(乾燥・湿気)などでうまく鳴らない
  • 楽器自身が謀反を起こしていて練習をボイコットしている(そんなことあるの~?と思われるでしょうが、たまにあります。まぁ、私が真面目に練習しないから、しっかり音を出し切らないから、という要因が一番大きいと思うのですが・・・)
今回の場合は2番目の要因ですね。

楽器も生きているので、その時によって鳴っている音が違います。
何年も一緒に弾いていると、楽器個別の性格があったりするので
面白いです。
(因みに娘たちの楽器もそれぞれの個性があり
二人とも楽器に振り回されながら、または振り回しながら
試行錯誤の日々です。
二人とも若い楽器なので、演奏者と対立が多いのかも?)

楽器職人さんに
「乾燥が原因だと思うのですが、音がガサガサしているんです」
と伝えると、ササっと楽器を弾いて
「あぁ、なんだか取っ散らかっている感じですね」と。

私の言葉をちゃんと聞いてもらえて
意思が伝わるのはなんと素晴らしいことか。

私の伝え方は、そんなに専門的ではないです。
とにかく感覚を伝えるだけ。
「なんだかしっくりこない」
「ガサガサ」「のっぺらぼう」
「ジャリジャリ」「バランスが悪い」
とりあえず自分の感覚に合う言葉を
ドンドン伝えて
自分がどんな音を欲しているのかを
一生懸命伝えます。
楽器職人さんは
「フムフム」と聞きながら
「わかりました(なんとなく)」という感じです。

弓の毛替えもお願いして数時間後。
きれいにしてもらった楽器に再会して
試奏してチェックして。

自分で一生懸命伝えたことが
ちゃんと音に反映されていると
ホッとします。

楽器は自分でメンテナンスできるところが限られているので
細かいチェックは楽器職人さんにお願いします。
ミリ単位以下の調整で音がガラリと変わることもあります。

今回は我慢しなくてよかったなぁ、と
本当にホッとしました。

(そのため、他の作業が渋滞中になってしまいましたが、
それは自己責任ということで・・・)




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