塚本香央里(つかもとかおり)
 ~ヴァイオリニスト&ライフオーガナイザー~
 

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2026/09/13
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

今日の記事は昨日の続きです


「音の旅人」レクチャーコンサートはその後、年に2回のペースで続けていきました。2000年に長女、2004年に次女が生まれてからも、コンスタントに続けました。その他に2001年からは12月のリサイタル公演も定期的に開催するようになると、子育てと音楽活動の両立がなかなか難しいかもしれないと感じるようになりました。預け先を考えることやその料金など。それでも自分が演奏したいという気持ちに変わりはなく、「今はそういう時期なんだ」と言い聞かせてレクチャーコンサートを年間4回に増やして続けることにしました。年間4回!ってかなり大変でしたが、定期的に会場を借りるために交渉した条件が年間4回だったため、その時は覚悟しました。今が正念場だと自分に言い聞かせて。その時の私は、今考えても忙しさのピークで手帳は予定でギッシリ。家事洗濯・娘たちの習い事送迎、学校行事やPTA、自分の予定、コンサートの企画・出演交渉・書類づくり、そしてヴァイオリンの練習でアップアップでした。当時の共演者の方には本当に助けていただいたし、ご迷惑もかけっぱなしでした。振り返っている余裕もなく、走り続けていた時期でした。もちろん、家族も手伝ってくれました。それぞれが精いっぱいに頑張ることが家族みんなのモチベーションでもありました。この時期に【細かい時間を無駄にしない】というコツを身に着けることができたのかもしれません。

 

しかし、レコーディングや演奏会のお誘いを時間の許す限り引き受けていたものを、ある時から大幅に削減することにしました。【子どもの成長と自分の演奏活動】を天秤にかけました。子どもの成長は一瞬です。その時を逃してしまったら取り戻すことはできない。でも、自分の演奏活動はそれまでの積み上げが糧となって、いつでも取り戻すことができる。その一時期をリサイタルだけに集中すれば自分の満足度は高いのではないか。そうしてレクチャーコンサートをお休みにすることを決めたのが2014年。ちょうど娘たちが将来についての決断をじっくりと考える時期でした。




2026/09/12
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

今日からしばらく、私のレクチャーコンサートについてお話ししようかと思います。


28年前の1998年7月に「音の旅人」を始動した時、実母が肺がんの余命半年の宣告を受けた直後でした。私自身、これから日本に拠点を移して、どうやって自分の音楽を保っていこうか試行錯誤している最中でした。

演奏する場所がないならば、自分で作ってしまえ。

ドイツ時代に憧れた【曲目解説をしながら演奏する】ということをやってみよう。

とにかくやってみよう、という一心でした。

パソコン作業もおぼつかないまま、夫に買ってもらった「パブリッシャー」というソフトでチラシとプログラムを作って、両親の知り合いに来てもらう。

会場も母の知人のツテを頼って、横浜駅近くのこぢんまりとしたビルの9階。控室もなく、待機する場所もないので、開演前に受付でお客様とおしゃべりしたり、準備でバタバタしている様子にビックリされたりしました。

初めてのレクチャーコンサートはアップアップ。金魚が酸欠でパクパクしているのと同じ状態でした。演奏することと、話すことが全く違って焦りまくるという状況を経験して、それから長い時間をかけて今の話し方のスタイルが築かれていきました。未だに正解はわかりませんが、聴きやすいかどうかはいつもチェックしています。

いちばん難しかったことが収支面。音楽家は「コンサートは赤字が当たり前」という意識が強く、場所代だけでチケット代金がなくなってしまうことが多いです。リハーサル代、交通費、当日の飲食代は自腹が当たり前だったりすることが当たり前でした。共演者へのギャラは、いつも私のヘソクリからお支払いしていました。

「レクチャーコンサートは自分にとって勉強だから」という感覚からなかなか抜け出せませんでした。

2回目は4か月後の11月。母の葬儀1週間後でした。結局母は私のレクチャーコンサートを一度も聞くことなく逝ってしまいました


2026/09/11
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

久しぶりのレクチャーコンサートが終わりました。

ブランクが12年ありました。

1時間の配分も、MCの配分も、準備も何もかもが、あの当時と変化しました。

少しでも自分が成長したのか?伝えたいことが、ちゃんと伝えられたかどうか?

終わったばかりで振り返ることが難しいのですが、とりあえず無事に終えられることができてホッとしました。

お客様にも満足いただけたかと思います。

今回はいつも飛ばしがちな振り返りをしっかりしながら、次の準備を進めていくつもりです。


いらしてくださった皆様、雨の中をありがとうございました。


2026/09/10
252「明日はレクチャーコンサート」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

急に気温が下がりました。

今年はお天気の急変に右往左往しますね。・・・と、つい最近もそんなことを書いたような気がします・・・

明日は久しぶりのレクチャーコンサートなので、解説やお話の準備をしています。

初めて開催した時は、時間の配分も自分の声の状態も把握できていなくて、改めて演奏することと話すことの違いを知りました。それぞれの動作に集中することの難しさ、おもしろさ、コツなどを学びながら、試行錯誤で続けてきました。少しずつアレンジを加えながら、ハードルを上げつつ今に至ります。

今回はちょっとしたワークを交えてのレクチャーコンサートになります。

「ワークってなにをするの?」

私のもうひとつのライフワークであるライフオーガナイズ。【もっとラクに、もっと生きやすく】という協会理念に大いに賛同しながら、思考の整理や時間の使い方、片付けのサポートをしています。ライフオーガナイザーはワークが好きです。ただボンヤリ聴いているのではなく、学びを深めていくことが目的です。音楽を楽しく聴くためには、少し聞き方のコツも必要です。知識があった方がより楽しく聴くことができます。その入り口から体験していただければと思っています。

会場でお待ちしています。


2026/09/08
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

できないわけではないけれど……

全くわからないわけではないけれど、作業に時間がかかること。

始めれば先に進められるのに、なかなか腰が上がらない。


今週金曜日に迫ったレクチャーコンサートのMCを考えると、果てしなく沼に落ちていく・・・

ううむ。どうしたものやら。

そして、今回から導入した申し込みフォームなどもたどたどしく進めていく。

時間がかかるが、できないわけではない……


自分のことは、自分でやってみるべき。

最初から投げやりにならないこと。

今までの「時間がない」「地域活動で手が回らない」という言い訳ができなくなったので、おとなしく頑張ってみる。

そう、自分でやってみたかったんだ。
時間を気にしないで、悩んで、試行錯誤して、コンサートを自分で把握してみたかったんだ。
だから愚痴は言わない。
文句なんて口が裂けても言えない(そもそも誰にいうのさ)

コンサート当日には、晴れ晴れとした気持ちで臨みたいものだ……