塚本香央里(つかもとかおり)
 ~ヴァイオリニスト&ライフオーガナイザー~
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152「6月の思い出」

2026/06/01
152「6月の思い出」
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

6月になりました。

ドイツに住んでいたころは、この時期がとても好きでした。

お天気が安定して晴天の日が多く、黒い鳥(アムゼル)の鳴き声が朝から夕方まで美しく響き、日中はカフェやレストランのテラス席がにぎやかで、ちょっと強面のドイツ人たちもニコニコと歩いていました。デュッセルドルフの川沿いの遊歩道を、友達と一緒にひたすら歩いてしゃべりまくった日々が懐かしいです。日本人の友人もいたし、ドイツ人の友人もいました。違う国の出身者もいました。お互い音楽の道をどう進んでいこうか、どんな生活をしたいのか、これからどんな曲を勉強したいか・・・各地・各国で音楽の道を目指している友人たちとの会話は、とても貴重な時間でした。

外国人、という立場を様々な場面で経験しました。良いことよりも悪いことの方が多く、悔しい思いをしたり、みじめな思いをすることもありました。そんな時に、きちんと自分の権利を主張する強さも学びました。「ちょっと頑張る時期」って必要です。その当時私は20代。頑張る時期は、思っている以上の力を発揮できたり、限界突破することもできます。その中から「良い塩梅」を見つけ出して土台を作っていくのだと思います。

その土台がしっかりと自分の軸となり、また新たに積み重ねていくことのできる余裕につながっているのだと思います。


同じようなことを、今、娘たちが経験しています。
時代は巡るけれど、経験することはそんなに大きく違わないのだな、と思います。
もちろん、状況が違うので細かい部分の差はありますが
コアな部分の軸は変わらないことをしみじみと思いました。