5月が終わりに近づいてきました。
ふと外へ目をむけると、木々の緑が深い色になっています。あくせく暮らしていると、周りの色が見えなくなっていることがあります。
お花のサブスクを始めて3年が経ちました。
初めた理由は亡き家族のために、いつもお花が欲しかったからです。その頃は買い物へ出かけてもお花を買う余裕がなく、写真の前が寂しくなっていくのを悲しい気持ちで眺めていました。お花屋さんの華やかな雰囲気にそぐわない自分の心の色と、乖離を感じていたのかもしれません。お花を選ぶということも放棄したいような・・・。そんなとき、SNSで流れてくるお花のサブスクを知って、それぞれの月命日に合わせて注文することを思いつきました。これで安心して自分の作業に没頭できる・・・お花屋さんで寂しい気持ちにならなくて大丈夫、とホッとして嬉しい気持ちになりました。
季節によってアレンジされて贈られてくるお花たちは、いつも生き生きとしていてエネルギーをもらうことができます。悲しい気持ちはそのままでも、そっと寄り添ってくれるお花たちにどれだけ助けてもらったことか。そして、その気持ちが自分自身を思いやる気持ちへと静かに変化していくことの安堵感。「大丈夫。安心して生きていて良いんだよ」と伝えてくれる花の命に、いつも感謝しています。
その後はサイズを替えてみたり、配達回数を制限してみたり、色々と試しながら今の方法に落ち着いています。お花だけを見つめていた時期から、今は少し外の緑をゆっくり見つめる余裕ができました。駅まで歩く途中の木々の移り変わり。季節によって変化する緑の色。
ずっと同じことを続けるだけが良いわけではなく、その時の気持ちや状況によって変化することも大切なことだと気づかせてくれました。
それらが、私の音楽の核となって表現できたら・・・といつも願いながら音を紡いでいます。