塚本香央里(つかもとかおり)
 ~ヴァイオリニスト&ライフオーガナイザー~
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104「積読・4月編」

2026/04/14
104「積読・4月編」
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

今年の2月1日に積読解消を目指して挙げた16冊を、3月末で読了しました。

初めにリストされていたのは14冊なのに、4冊買い増しして自分のハードルを上げてしまいましたが・・・楽しく読み進むことができました。本に埋もれた私の冬眠生活。今年はたくさんの質の良い本のおかげで充実していました。


そして新たに4月1日。12冊がエントリーされています。そのうち3冊読了して、今は2冊を同時並行で読んでいます。

三宅香帆さんに大いに影響されて新書の棚を覗くことが多くなったのですが、本当に面白いラインナップが揃っています。じっくりと背表紙を眺めながら、パラパラとめくるページから躍り出てくる文字の大きさも見やすくて楽しい・・・でも、私にとって難しすぎたり、思っていたものと違ったり・・・といった私の当たりはずれもあるので、これからはもっと吟味して購入しないと、と思っています。

そういえば、父の本棚には新書がたくさん並べられていました。やはり、自分の専門に関することだったり、興味のある分野の書籍が多かったような気がします。家の書棚を改造した時に、新書と文庫がたくさん入るように設計して、父はとても嬉しそうでした。晩年も、孫娘から推薦された文庫を一生懸命読んでいた姿を思い出します。長女は「じさま、すごいのよ。もうあの本読んじゃってて、面白かったよ~って言ってくれたの!」と若者との会話にも貪欲でした。

母も読書家でしたが、どちらかというと単行本派。「老眼で文庫が読みにくいのよね」という理由だったような気がします。単行本は装丁が美しいものが多く、それを楽しみにしていた部分もあるかもしれません。

視覚障碍者の姉は、音声図書や対面朗読などで読書を楽しんでいる様子です。大抵、話題になっている本はすでに知っていてチェック済みです。ただ、朗読者の声が途中で変更になっていたりすると、情景を想像することが難しく感じたり、登場人物の脳内設定を変更する作業に苛立ちを覚えたりするそうです。なるほど…と思いました。目が見えない世界には、そういった難しさもあるのか、と。


本好きとの話は自分の世界が果てしなく広がっていくような感覚があって、とても楽しく刺激的です。

本が読めるって素晴らしいこと。

たくさんの本に触れていると、本同士のつながりも感じることができます。書かれた時代が違っていても、著者が違っていても、私たちの伝えたいことが同じだったり、書かれている内容に重複する部分を見出すことができたりすると、自分なりの発見や解釈を見つけることができてワクワクします。
本の楽しさを教えてくれたのは、まぎれもなく両親であり姉の存在だと思います。
その流れは自然に、娘たちへと受け継がれています。