音楽を勉強していると、キリスト教の行事に沿った楽曲に出会うことが多いです。
当時の作曲家の仕事は、教会付きのオルガニストであったり、聖歌隊や合唱の指揮者など教会での奉仕として音楽を取り次ぐ役割をしていることがありました。
私たち演奏者としては、そういった教会歴や聖書の内容を少しでも理解していることは大きな利点となります。私たち日本人には少し遠いと思われるキリスト教。幸いなことに、私自身はドイツに住んでいたこともあり、生活の中に教会生活の影響が大きかったです。
キリスト教の暦では、今日から四旬節に入ります。
キリスト復活祭の日までの準備期間の40日間のことを指します。
イエス・キリストが荒れ野で断食した40日に由来するとか。40日という数はキリスト教にとってとても意味のあるものです。
今日は灰の水曜日。
カトリックでは、額に灰を受ける儀式を行うそうです。
姉に話を聞くと、カトリック教会では去年の棕櫚の枝を燃やした灰で額に十字のしるしを受けるとか。
自らの信仰を見つめなおして、静か心を落ちつけて過ごす日々。
粗食を心がけて、華美な生活をしないと言われています。
私は心の奥底にそのような気持ちを持ちつつ、普通の生活をしていきます。
春の息吹を感じながら、少し落ち着く時間。
大切なことだと思っています。
懐かしいドイツでの生活では、今頃からうさぎの形をしたチョコレートや、イースターエッグのチョコレートがケーキ屋さんに並び始めます。
そしてイースター休暇の相談をする人たちの会話から、本格的な春の訪れを心待ちにする日々が始まります。
今年の復活日は4月5日。
日本は桜の季節ですね。