113「見えない世界でChatGPT」
2025/04/23
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。
私の姉は視覚障害者ですが、自分でできることを探しながら生活を楽しむ工夫をしています。
見えない世界というものが、どんなに辛く不安で、苦痛に満ちたものであるのか。
特に中途視覚障害であれば、見えていた時代を思わずにいられないはずです。
その上で見えない世界で生きることに彩りを見出す姿勢は、本当に尊敬します。
姉はピアニストだったので、聴き分ける能力は人一倍長けています。
そのために、耳が疲れて頭痛に悩まされることもあるようです。
私でさえ、耳を塞いで無音で過ごしたいときがあるのですから
耳から聞こえる音を頼りに生活している姉の強靭な精神は驚くばかりです。
姉はポッドキャストで見えない世界で生きるための工夫やその気持ち、
【見えない世界】から感じる【見える世界】の様々な動向を彼女の言葉で発信しています。
つい先日は、ChatGPTを使い始めたという内容でした。
実は私もChatGPTを使ってみているのですが、あまりうまく利用できずに右往左往しているだけだったので、
「おぉ、先を越されてしまった・・・」
と悔しい気持ちになりました。
「思考の整理の秘書をしてもらっているわよ」と
軽やかに答える姉の言葉には
使えるアイテムが増えた自信が感じられました。
見えない世界にいるからわからなくて当然、
見えない世界の人に言っても無駄、と思わずに、
伝えあうことの大切さを教えてくれる大事な存在です。
視覚障害者ゆりさんの日々