228「ライブのお知らせ」
2026/08/17


この数日、頭の中をJポップの曲が流れています。
8月のライブは選曲が私のレパートリーから離れたものだったので、一生懸命耳から勉強中です。
歌謡曲は大好きで歌番組はよく見ていました。「ザ・ベストテン」全盛期は毎週欠かさず見ていました。(1980年代ですね)
ランキング方式の内容構成やライブ感覚の中継。マイクの調子が悪かったり、悪天候だったりして歌手の方たちやスタッフさんたちが右往左往しているところを私たちもハラハラしながら見ていた1時間。今考えればすごいなぁ・・・と感心してしまいます。
今の時代は流行りの曲はテレビからではなく、ほとんどネットから。SNSなどで話題になるものが多いので、知らなくて通り過ぎてしまうことも多々あります。私も今はほとんどの曲をうろ覚えだけで聞いています。
Jポップの曲は難しい・・・バックの演奏もシンセサイザーが多くて実際の楽器で演奏するのはなかなか大変です・・・
楽しみにしてくださる方のために、そして自分も楽しむために頑張って準備します!

昨日はスチールパンとマリンバのデュオ“Fun Beat Shakers”の【Summer Concert】に飛び入りしてきました。
飛び入りと言っても、ライブセッションのような即興演奏ではなく、ちゃんとリハーサルを重ねました。
出会いはご縁。
絵本コンサートなどでお世話になっている地域施設の館長をされている方が「塚本さんとコラボ演奏したら面白いと思う!紹介するよ!」と今年の4月に紹介されたお二人。
初めまして、とお話ししながらLINEで曲目の相談をして7月に初めてリハーサル。お互い異世界の楽器群なので、恐る恐るの音出し。どんな音なのかな。どれだけ主張して良いのかな。どんなコンサートにしたいのかな・・・。アレコレ試してみる・・・。でも、音楽って不思議ですね。音が雄弁に語ってくるのでたくさんの言葉は必要ありません。あ、こんな感じ良いな。こうしたらもっと良くなるのかな・・と私も神経を研ぎ澄まして音を聞いていきます。
送られてくるリハーサルの動画を見ながら、自分の思っている効果が出ているのか確認します。難しいのは音のバランス。どうしても打楽器の音量には負けてしまいます。だからといってヴァイオリンらしい音は譲れない。試行錯誤しながらのリハーサルでした。それもまた楽しい。
本番の内容は、世界の音楽を旅する前半と、日本の風景を、様々な音の出る小物でお客様と一緒に音楽を表現する楽しい企画。何気なく聴いている音が、あの小物で表現できるなんて!と。
お客様も大喜び。だんだん室内も熱気があふれてきて演奏者は汗だく・・・。
終わったときにはスタンディングオベーション!とにかく楽しいコンサートでした。
こういったコンサートは仕込みが9割といった感じなのですが、今までその準備に掛ける時間が少なくてはがゆい思いでした。少し腰を落ち着けて、準備に時間をかける忍耐力とアイデアを捻出する気持ちの切り替えを、これからも模索していきたいと思っています。
ライブやコンサートといった生演奏は鮮度も必要ですが、やはり積み重ねていく地道な繰り返し練習も大切です。
楽しく演奏することが一番の目的、でもそれだけ追いかけると、その場限りの力技だけになってしまします。やはり戦略を練りつつ、、良いパフォーマンスを表現できる技術の研鑽。練習することの大切さを思いました。

今週末はマリンバとスチールパンのデュオとコラボ演奏します。
今までギターやリコーダー、チェンバロやパイプオルガンなど、様々な楽器との共演をしましたが、マリンバとスチールパンは初めてです。今回のコンサートは、お二人の夏らしいプログラムに暑苦しいヴァイオリンが飛び入りするといった趣向です。楽器の特性を活かして、音の持続が可能なヴァイオリンの音色を楽しんでいただけたらと思っています。
こういったコラボ演奏は、ノリで演奏できる部分と綿密な音の織り合わせが必要な部分があります。その匙加減は経験と感性のような気がします。
ご一緒するまで緊張・・・の私。そしてリハーサルも頭がグルグルしている私。
4月に始めた会ったお二人だけれど、音楽での会話はとても楽しいです。
その雰囲気が伝わるといいなぁと思っています。
レクチャーコンサート「音の旅人」が戻ってきます。
久しぶりに1時間の曲目解説やお話を交えたコンサートを開催します。
ドイツで勉強しているときに衝撃を受けた「レクチャーをしながら演奏する」というスタイル。曲目に関しての説明が専門的で、演奏も真剣勝負。プログラムもよく練り込まれていて妥協のない構成。コンサート後にあちらこちらで、演奏者も交えたディスカッションが繰り広げられていた光景は忘れられません。ただ楽しいだけのコンサートではなく、聴き方によっては何倍もの勉強になるコンサート。知識を増やせば音楽の聴き方は何倍も充実したものになります。
その時私は演奏者のひとりだったけれど、そのコンサートのように自分も勉強して、聴いている人と一緒にプログラムについて意見交換をするようになりたいと思いました。
ただ、その当時の日本ではお話を交えたコンサートはあまり開催されていませんでした。演奏者にとって、演奏することですべてを語ることが一般的であり、マイクを持ってお話をするなんて・・・といった感じでした。私自身も、演奏することとお話をすることの神経の使い方の違いに驚くことがたくさんありました。何度も失敗して、試行錯誤しながら、ずっと続けてきたレクチャーコンサートは、聴いてくださる方のレベルアップと共に2014年に一旦終了することになりました。
そしていま、新たにクラシック音楽を身近に感じていただこうと初心に戻ってレクチャーコンサートを始めます。
場所は押上駅から徒歩8分程度の「押上文庫」。
帰国してから始めた「音の旅人」レクチャーコンサートは一貫して「曲目解説とお話」を含めて1時間のプログラムにしています。
聴きやすい曲から、ちょっと挑戦的な曲まで。
クラシックになじみのない方が、ちょっと覗いてみようかしら?と思っていただけたら嬉しいです。
そして、クラシックを知っている方であれば、色々な角度から深堀していけるような視点の変化を楽しむことができたらと思います。