塚本香央里 ~ヴァイオリニスト&ライフオーガナイザー~
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2025/03/17
76「あおば音楽ひろば・明後日」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

明後日は地元の区役所にて演奏予定です。
お昼休みの時間に
吹き抜けの場所にて
ちょっとした曲目解説などのお話も含めて
ヴァイオリンとピアノの音色を楽しんでいただけたらと思います。

今日は最終リハーサル。
細かいタイミングやテンポの確認
お話の内容を確認しながら
ピリリとしつつも
楽しい時間でした。

30分という短い時間の演奏は
アタマのスイッチ切り替えがカギになります。
演奏に集中しつつ
余韻を残しつつ
次の準備をしつつ
流れを止めない・・・
毎回緊張します。

ヴァイオリンの音色を
色々楽しんでいただきたいので
緩急混ぜてのプログラムは
演奏者側にとって思いのほか過酷・・・

今回は
先日受講した「話し方講座」から得たものを活かして
思いの伝わるコンサートにしたいです。
(早起きしてリップロールの練習しなければ!)

演奏者が楽しんでいれば
聞いてくださるお客様も安心して楽しむことができます。

ご一緒に、良い時間を創りませんか?
お待ちしています。


2025/03/16
75「時間を仲間にすること」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。


練習についてお話した時がありました。
主に小さいお子さんのため、初心者さんのために書いたものでした。


今日は
私の1日の時間配分についてお話ししましょう。



前日の夜にはタスクを書き出す

翌日の予定を前日の寝る前に確認して
タスクを書き出します。
この時、タスクが多いと感じても
とにかく書いておく。
頭の中を空にして寝ます。



朝時間に集中する

朝のルーティンの中で
予定確認の時間を取っています。
優先順位の高いものから時間配分を決めて
タスクをどこで消化するかをスケジュール帳に書き込みます。
ギュッと集中して、本当にその日に必要なことだけセレクトします。



予定やタスクを消化する時間は自分の最適な時間と合っている?


スケジュール帳を見渡して、時間配分はあっているか
自分にとってその行動が最適な時間にあるか確認します。

私はヴァイオリンの練習時間は
幼い時からあまり変わらず
集中するのは夕方の時間です。
その時間を確保できるように予定調整するので
必然的にその時間以外で他のことをこなします。
しかし、苦手な事務作業や連絡作業も
夕方の方が効率よくできることが多いので
練習時間をずらしたり、早めに手を付けたり、と
調整をすることもあります。



お昼寝の時間(休憩時間)大切

休む時間も大切です。
私は年齢のためか、疲れやすく
持続力が続かないことも多いので
昼食後は身体を休めるようにしています。
ちゃんと確保することが大切。


行動時間を必ず計測する!

書類作成や執筆活動にかかる時間、
掃除洗濯などの家事時間、
買い物にかかる時間は
常に意識して時間を測るようにしています。
そうすることによって
空いた時間を有効的に使うことができ
1日の満足感が得られます。
この、1日の満足感・達成感を得たいために
私は頑張ろうと思っているのかもしれません。

今日の満足感はどのくらい?

私が苦手としている振り返り。
「今日1日、どのくらいの満足度?」と
5段階評価で
数値化してメモするようにしています。
あまり細かいところは気にせずに
気持ち優先で考えています。
これは習慣化の途中なので
試行錯誤しています。





「時間」を手なずけて
見方にするのは難しいと感じますか?

気持ちをかえて
ちょっとしたゲーム感覚で
「時間」を育ててみてはいかがでしょうか?

そんな「時間のオーガナイズ講座」を
4月から定期的に開催予定です。
私と一緒に、「時間」を仲間にしてみませんか?










2025/03/15
74「ブログチャレンジに参加中」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

ブログチャレンジ100に参加して70日以上たちました。

私自身は毎日必死に書いていることが多いのですが
ご一緒しているチャレンジャーの方たちの記事を
読ませていただくことがとても楽しいです。
異分野の方の仕事の内容やノウハウ
物事の見方や感性など
普段の生活からは出会えないような
たくさんの情報をいただいています。


その中で魅かれるのが
その方の佇まいを感じる言葉の選び方。

心地よい文章の流れ。
目に見えるような情景描写。
思わず真似してみたくなるような心を動かすひとこと。

発信をすることは
自分の内側をのぞき込んで
その中の小さなカケラを四方から見まわして
言葉を紡いで表現することですが
一人で作業をしていると
かなり視野が狭くなってしまいます。

そんな時に
ふと訪れる他の方のブログ。

ヒントをもらったり
ドキッとしたり・・・

少し時間の緩やかな土曜日の朝は
思わず引き込まれて
気がつけば
え?今何時??

私は100本ノックのつもりで参加しているので
内容は・・・
とにかく書くことが目標です。


書き続けていくことによって
何か見つかるかもしれない、という気持ちで参加したブログチャレンジ。
私はまだまだ
道に迷ったり
光を見つけたり
落とし物をして無くしたり
70日以上たっても迷走中です。

器用ではない自分の性格に嫌気がさしても
なだめながら
励ましながら
もう少し歩いていきたいと思っています。




2025/03/14
73「子育て・私の場合」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

私には二人の娘がいます。
二人とも今現在は音楽の道を模索しながら
海外で修行中です。

私は常々【子育ては18歳まで】と思っています。
手取り足取り
彼らの主張に対して意見を述べ
とにかく我が家の主義を教える。
家庭の中での役割を徹底的に伝え
何にどれだけの労力とコストがかかるのかを
包み隠さず教えました。
数字の強さでその役割は主に夫でした。
娘二人とも
小学校高学年から中学生の反抗期には
なかなか苦労しましたが
夫と分担しながら
子育てに全力で向き合ったといえます。
(夫と長女は似た者同士なので
見ていてハラハラ。家の中が重苦しい険悪ムード。
翻って次女は、私と似ているので
ガチャガチャと口喧嘩の応酬と権力争いで大変)

18歳から20歳の2年間を移行期として
徐々に手を放しつつ
20歳を境に自力で道を模索して決断するように促しました。


もちろん意見を求められれば
私の意見を言いますが
最後に必ず付け加えるのは
「最終判断はあなたの判断だけどね」

どんな判断を下しても
本人が納得するのであれば
私がそれについてヤキモキする必要はありません。
伝えきった後から付け加えることはないからです。
娘たちは最初のうち
「なんだか放り出されたような感じ」と
不安になったり
「真剣に考えてくれていない」と
憤ったりするようです。

でも、いつか気がつきます。
「自分で決めたことだから納得。
その決定にたどり着くまでの道のりは
それまで教えてもらったことを辿れば
正解のはず」と。

子育ての正解はすぐに見えるものではありません。
大切なことを伝えたつもりでも
全然覚えていなかったり
見当違いなことを選択することもあります。
それでも、親が大切にしていることは
いつまでも伝えつづけるべきであり
その労力が思わぬところで花咲くこともあることを
彼女たちが教えてくれました。

そして、その伝え続けたことを礎として
自分でアレンジし
さらに高みへと展開させることができる姿には
感動と尊敬の念を抱きます。

とはいえ、
まだ20歳になったばかりの次女には
ハードルが高い事柄が多く
ジタバタと、もがいている様子もありますが
全てを自分でコントロールしつつ
海外での生活と学業を両立させていく姿に
エールを送りたいものです。



でもね、いつまでたっても心配は尽きないものです。
子どもという存在がある以上
いつまでも気になる、ということです。








2025/03/13
72「伝わる話し方講座を受講して」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。



先日、「伝わる話し方」という講座を受講しました。

講師は、元NHKアナウンサー・ラジオパーソナリティ

現在はライフオーガナイザーとして現場でも講師でも活躍されている

馬場あゆみさんです。

(長崎県在住の講師とオンライン講座受講!本当に便利な世の中になりましたね!)

馬場さんの豊富な経験から、プロの話し方を学ぶことができる講座ということで、

以前から興味を持っていました。


私がこの講座を受講した理由は、

自分のコンサートで曲目解説をしながら演奏する「レクチャーコンサート」の場面で、

自分の話し方がどのように聞こえているのかを客観的に確認したかったからです。

話す速さや内容の伝わりやすさにも自信が持てず、

一度プロの視点からアドバイスをいただきたいと考えていました。


講座は全2回の構成で、

事前に自分のコンサート風景を録画したものを講師に送り、

チェックしていただきました。

初回では、以下の4つのテーマについて学びました。


1. 自己紹介ってどうしてる?

2. どんな話し手になりたい?

3. 苦手意識をどうする?

4. 伝えるための技術


講座の最初に、自分の自己紹介を録音し、

他の受講生に聞いてもらって感想をもらうという活動を行いました。

私の声について「好きな声」「響く声」「年相応な声」といった感想をいただいた一方で

「話の始まりと終わりが少し印象に残りづらい」「所々、自信がないように聞こえる」

という指摘も受けました。

これらの意見は自分では気づかないことだったので、とても参考になりました。


「どんな話し手になりたいか」のテーマでは、

話すスピードや一文の長さ、

語尾の使い方など、具体的なポイントを学びました。

「苦手意識」については、

「おもてなしの気持ち」を持つことで

相手に伝わる話し方に変わるというアドバイスがあり、

非常に印象的でした。

こういった感覚は、一度で身につくものではなく、

経験を積み重ねていく必要があると感じました。


「伝えるための技術」では、

呼吸法や間の取り方、マイクの使い方など、実践的なテクニックを学びました。

また、講師の経験談を交えながら、

マスコミ対応やテレビ・ラジオ収録時のポイントなど、幅広い知識を得ることができました。


1回目の講座後には宿題が出され、

それを意識しながら1か月後の2回目の講座に臨みました。

2回目は、初回の内容を振り返るとともに、

学びを実際の現場でどう活かすかについて受講生同士で意見を交換しました。

ご一緒した受講生が新しい自己紹介を披露した際には、

格段に聞き取りやすくなり、話し方の雰囲気も大きく変わっていたことに感動しました。

こういうことも、どんな受講生と一緒に学ぶか?ということで

大きく違ってくるものなのだと思いました。


一方で、自分自身の課題にも気づかされました。

発声練習として挑戦したリップロールが思うようにできず、

少しびっくりしました。

リップロールって顔の筋肉がやわらかくないとできないんですね・・・

口角があがっていないと全然できないです。
今は特に午前中にリップロールをしています。

また、1分間にどのくらいの文字数で話せば適切なのかを測ることができ、

今後のコンサートで役立つと感じています。


講師からの

「コンサートのMCではミスリードをしない」

というアドバイスも非常に印象的でした。

観客に正確に伝わるように、

演奏プログラムを組み立てながら

話すシナリオをさらに磨いていく必要性を実感しました。

コンサートの課題が急に増えました。

また、「言いたくないことは言わない」という言葉も心に残りました。

空白を埋めようと余計なことを話しがちな私にとって、大切な教えです。


この講座を通じて、

話し方の技術や意識すべきポイント、

改善点をたくさん学ぶことができました。

これからも学びを活かしながら、

より伝わる話し方を目指していきたいと思います。


講師のお話が本当に楽しくて
話題も豊富で刺激的。
声の訓練を受けているため
長時間聞いていても疲れることなく
勉強になりました。


来週のコンサートで活かされますように!





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