塚本香央里(つかもとかおり)
 ~ヴァイオリニスト&ライフオーガナイザー~
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2026/01/08
8「三人三様」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

年末年始に娘2人が一時帰国をして
賑やかな時間を過ごしました。
長女はドイツの音楽大学院で勉強しつつ
この1年は現代音楽に特化したアカデミーに奨学生として在籍しています。
10月から始まったアカデミーの密度の濃さは
長女なりに想像していたようですが
少し咀嚼の時間が必要になったそうです。
急遽日本滞在の予定を入れたため
受け入れ側の私が少しアタフタしてしまいました。

次女はスイスの音楽大学で学士過程の最終段階。
フランス語での授業に四苦八苦しながら
生活面の方でもストレスが多く
なかなか落ち着かない日々を過ごしているので
帰国できるタイミングがあれば帰ってくるように
我慢しないように伝えています。
今回は論文のための資料を日本語で探したり
リサイタルのプログラムを決めるため
滞在中もレッスンをしました。(一応、私も次女の教師です)

海外で暮らしていると
日本を少し離れた視点で見ることができます。
良い面・そうでない面。
それぞれの立場から話をきくことが
とても興味深く
こちらもたくさんの学びを得ました。

自分が留学していた時のことを(よいしょ・・・と)
思い出して伝えたり。
時代は違うけれど
変わらない思いや
大事にしてほしい日本のことなど。
facetimeでは伝えきれない
同じ空気と時間の中で話せることを
大事にしました。
画面越しの会話は
どうしても記憶から薄れてしまう気がします。

二人とも、幼少期から大学生まで(または高校生まで)
しっかりと日本の生活が身についているので
根元が揺らぐことはなさそうですが
一筋縄ではいかない
海外での生活に翻弄されないでほしいものです。

ドイツとスイスは
同じヨーロッパであっても
似て非なる国。

特にスイスの話は興味深く
次女の視点からみる景色は
なかなかおもしろいです。




それにしても
若者が2人になると
テンポアップと賑やかさが倍増して
活気にあふれた
音のあふれる日々でした。

ドアを開ける音
階段を登る足音
お風呂場から聞こえる鼻歌
キッチンの冷蔵庫を開ける音

生活の中に
自分では気がつかない音が
たくさんあふれていることに気がつきました。

姉妹と言っても性格は違うので
こちらも工夫が必要です。

  • 食事のこと
  • 共同生活の基本
  • ライフオーガナイズに沿った私物整理のための工夫
  • 娘たちへの選択肢の幅を広げる視点の変化
そして、若者に振り回されて自分を見失わない工夫などを
次からお伝えしていければと思います。













2026/01/07
7「祈ること」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

昨日、姉が視覚障碍者だということ書きました。
50代からの中途視覚障害。
この10年の景色は彼女の中でどのように彩られているのでしょうか。
見えにくい世界から、徐々に失われていく視界とともに
どのように考えていたのか
私には聞く勇気もなければ、
どんな声をかければいいのかわかりません。

視界が失われていく最中、姉は私に何も伝えませんでした。
どう伝えたらいいのかもわからなかっただろうし
私が狼狽えることを知っていただろうし
多分・・・
憐れんでほしくなかっただろうし
同情されたくなかったのだと思います。

気持ちはよくわかります。
妹に弱みを見せたくないから。
姉の意地。

小さいころから「優等生」といわれて
勉強も運動もできて
親の期待も大きかった姉。
(その陰に隠れて、ズルをしたりいたずらをしても
怒られなかったり、見逃されたりしていた妹の存在は
さぞかし苛立たしかっただろう・・・)

「見えない」というハンディがあっても
精いっぱい意地を張りたかったに違いない。

未だに
私に会うときには
きちんと背筋を伸ばして
着物をきちんと着こなして
周りの人が驚くほど
立ち居振る舞いが堂々としています。
(だから私のポンコツが目立つ・・・笑)


だから、私にできることは
姉に「祈ってほしい」と伝えることでした。

自分の力だけではどうにもならないこと。
家族の状況が厳しくて自分だけでは気持ちが耐えられないとき。
暗闇しか見えなくて苦しいとき。
心が涙を流しているとき。

私は自分の心が苦しくなると
いつも姉に電話やメールで
「祈ってほしい」と伝えています。

そうするとすぐに
「まかせて」
と返事が電光石火の如くかえってきます。

姉はカトリック信者なので
祈りは生活に一部になっています。
その強み・得意を活かして
私だけのために祈ってくれます。

姉しかできない
姉にしか頼めない
私がお願いしたいこと。
わがままだと言われてもいい。

それが「祈る」こと。
姉と私をつなぐ強力な絆。




未だに、視覚障害についての疑問があるとき
私は単刀直入に尋ねます。
「どうしてほしい?」
「何が必要?」
「こういう時はどうすればいいの?」
訓練を受けた視覚障碍者には
その人の方法があり
闇雲に手伝おうとしても
邪魔になってしまうこともあるそうです。

歩数を数えている。
音を聞き分けている。
空間の広がりを感じている。

ただ、緊急に危険にさらされていたり
音の出ない信号で青になったタイミング
イレギュラーなこと(列車の遅延だったり番線の変更)があった場合は
声をかけてもらえると助かるとのことです。

くれぐれも
点字ブロックに物を置いたりすることは
避けたいものです。


ポッドキャスト:視覚障害者ゆりさんの日々










2026/01/06
6「見えない世界で生きる姉」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

私の姉は中途視覚障害者です。
50代の初めから徐々に見えづらくなり
5年ほどで完全に視力を失いました。

弱音を言わない姉の状態に気づかず
私自身も混乱の中にいたコロナ禍。
姉は必死の思いで日本点字図書館の自立支援訓練を受け、
なんとか見えない世界へのシフトチェンジをしました。

50代になってからの失明は
それまでの人生を失うくらいのショックと悲しみ。
「なんで私が」というやりきれない思い。

私が気がついたときは
無我夢中で訓練を受けた先の
「見えない世界」をしっかりと歩んでいる姿でした。

この数年、姉は趣味の歌舞伎を楽しみ
持ち前のコミュニケーションの高さを活かして
実証実験に参加して意見を伝えたり
「見えない世界」についての発信や
講演会をしています。
そこまで辿り着くまでのお話は
折々にご紹介していきたいと思いいます。

姉の様子がテレビで放映されるとのことなので
ご案内します。
以下、本人からのお知らせです。



『過日、東京都デジタル局企画「障害者がスマホを使用過日したスマートサービス実証実験https://www.metro.tokyo.lg.jp/information/press/2025/12/2025120306」に参加したおり、東京MXテレビより「視覚障害者の日常密着取材」を依頼されました。


日常の白杖歩行、日本点字図書館・点字教室ボランティア指導や自宅での様子を取材されました。以下の報道番組内の1コーナーで放映されるとのことです。


東京MXテレビ

2026年1月7日 水曜日 20時から21時の間の1コーナーにて

番組名:堀潤 ライブジャンクション


但し、生放送番組なので、事情によっては緊急報道へ変更になる可能性もあるとのことです。どうぞご了承くださいませ。


様子も分からないまま、おろおろしながらの撮影取材でしたが、少しでも視覚障害者について知っていただけるきっかけになればと思いました。

ご視聴いただければ幸いに存じます。』



ポッドキャスト『視覚障碍者ゆりさんの日々』







2026/01/05
5「二十四節気・小寒」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

今日は二十四節気の「小寒」です。
日本の美しい季節を味わうために
公式LINEでは
私なりの季節の過ごし方・食べ物の事
その時期の思いなどを綴っています。



【小寒】しょうかん 寒の入り。
寒さが一段と厳しくなる頃。 
これから大寒を含めた30日間を「寒の内(かんのうち)」と呼ぶ。


 新しい年になりました。
マイペースな巡航速度に至るまでには 
もう少し時間が必要でしょうか。
 私自身はめずらしく娘2人と共に 賑やかな年末年始でした。
 ほんの少し 寂しさを抱えながら 
今、この共有する時間を楽しむって 
なかなか難しいものですね。
気持ちが右往左往します。

次に家族が揃う時期がいつなのか
今の時点ではわかりません。

それぞれが次のステージに向かう年なので
 今まで味わったことのない気持ちになりました。 

これからの季節は、暖かくして過ごしたいものです。
 ホカホカの白湯や酒粕たっぷりの甘酒。
 温かい靴下 。
手袋やマフラーにブーツ 。
ありったけの暖かいものに包まれて 健やかに過ごしましょうね。
 体温が下がると老化が早くなり 免疫力も弱ってしまいます。

 冬の時期は、要注意です。 

***

このように、ゆるりとメッセージを配信しています。



私は苦手な時期なので
気分的に「冬眠」します・・・
特に1月末にやってくる「冬の土用」は
なにをやってもうまくいかないので
思い切って休みます。
12月に大放出したエネルギーを
静かになだめつつ
次への計画を立て始めるのは
なかなか至難の業・・・
それでも、思考を止めない努力はしています。


みなさんは
どのような冬の過ごし方をしていますか?



2026/01/04
4「残されている時間を感じる」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

新しい年も4日目です。

いつもの年より
とても長く濃密に感じます。


娘たちが一緒に過ごしてくれて
あれこれと賑やかに
若者特有の
勢いに乗せられているからかもしれません。

普通だったら時間の流れが速く感じるのに
そうではない・・・不思議ですね。




実は
この1年くらいで
時間の感じ方が変化しました。

50代後半になり
娘たちも成人して
自分の時間に向き合うことが多くなり
この先の時間を
考えることが増えました。

あとどのくらい娘たちと一緒の時間があるのかなぁ
私の生きる時間はあとどのくらいかなぁ

そんなことを考えるのは
1年の初めには不釣り合いでしょうか?



「時間」には限りがあることを
私たちは充分承知しているはずなのに
先送りにしているのはなぜでしょうか?

他人に何かが起こったとき
「今の時間を大切にしなくては」と
にわかに「時間の大切さ」を声高に申し立てる姿。

「喪った側」には
決して戻ってこない「時間」の事実を
抱えたまま「今の時間を大切にしなくては」という言葉を聴く虚しさ。



忙しくて
予定に忙殺される世代の「時間」には
効率や技術を駆使して
いかにたくさんのタスクをこなすか・・・という
「時間」への挑戦があります。


50代以降には
残された人生を
どれだけ豊かに
自分の色に染め上げるのか・・・
「時間」を味方にして
より深く自分の存在を
自分自身の中にちゃんと居場所を作るのか。


年代によって
「時間」に対する見方や価値
期待することが変化してきていることを
意識することは大切なことだと思います。
今年は、より「時間」にフォーカスした内容も
ブログに綴っていきたいと思います。


毎日を生きていくことは困難な時もあるけれど

穏やかに過ぎていくこともあります。

その流れに乗りながら

「時間」を自分に引き寄せて

自分の道を自分でコントロールしながら

進みたいと思います。





*時間のオーガナイズ講座では
自分の時間を見える化して
自分の時間の使い方のクセを発見し
時間への意識を変化させ
ワークを通して
実践へ導くことを目標にしています



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