塚本香央里 ~ヴァイオリニスト&ライフオーガナイザー~
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2025/06/11
162「雨の季節到来」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

雨の一日。
私の住む関東も梅雨入りしたとのことで
これから1か月ほどは雨の多い季節になるのでしょう。
街中でみかける紫陽花が
憂鬱になりがちな気持ちを和ませてくれます。

ドイツに住む長女からは
「毎日、先の読めないお天気に振り回されている」とのこと。
快晴かとおもったら、一転して大粒の雨が降ってきたり
その後はまた晴れて、曇っての繰り返し。

スイスに住む次女は
「少し雨が多い感じがして、なんとなく梅雨みたい
スイスは春から夏、秋から冬に雨が多いような気がする」とのこと。

同じヨーロッパに住んでいても
やはり気候は大きく違うようです。

湿気の多い日本。
そろそろ乾燥剤の交換をして
本格的な梅雨時期に備えたいものです。





2025/06/10
161「心身を整える経験」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

今の時期は仕込みの時期でもあります。
1年の後半に向けての準備期間。

12月のリサイタルを中心として
他のコンサートの企画運営も
丁寧に進めていかなければなりません。

それなのに
この寒暖差と梅雨の時期特有の空気の重たさに
体力を奪われています。
音楽家は体力勝負。
自分のメンタル・フィジカルを
バランスよく整えていく能力が必要です。
自分をコントロールする采配は
なかなか難しいものですが
長年の経験から
少しずつ自分の「手当て」ができるようになっています。
50歳になったときくらいから
少しずつ自分を見直してきて
ゆるやかに変化しています。

今日は雨の1日でした。
そんな日は
ずっと読書に明け暮れることに決めました。





2025/06/09
160「奏楽堂でのコンサートご案内」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

2025年後半も、演奏機会をいただいています。
まずは、9月12日(金)に上野にある奏楽堂で
「ベートーヴェン:クロイツェルソナタ」を川元真里さんとご一緒します。
川元さんの所属するピアノグループ「ムーベ」。
今回は他楽器とのジョイントコンサートということで
参加させていただきます。

旧東京音楽学校奏楽堂は上野公園にある、
日本現代建築史における歴史的建造物として重要文化財に指定されています。

奏楽堂での演奏は久しぶりです。
建物保存のための工事期間以前なのでずいぶん前ですね。
冬の時期の演奏会は
控室から舞台袖までが遠くて寒かった記憶が…
木の階段に趣を感じて
ドイツの演奏会場を思いだして懐かしい気持ちになりました。

さて、今回はどうなっているのか?
楽しみです。





2025/06/08
159「自分コントロール」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

音楽家にとっての休日。
それは「今日は何もしない」と決めた日。
そうはいっても
練習しなければならないし
生活にまつわる家事雑事は留まるところを知らない。

それでも
いつもの半分以下の労力にすることが
「休み」となります。

全部を自分でコントロールすることの難しさ。
気持ちも含めて
私の場合はうまくいかないことの方が多い。
それでも牛歩の如く
試行錯誤の日々です。



2025/06/07
158「ロゼワインを飲みながら考えること」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

キリリと冷えた白ワインの美味しい季節です。
冬の間は赤ワイン。
春ごろから白ワインやスパークリングを好んで飲みます。
だいぶお酒には弱くなったので
無理をしないことが大切。

先日は自分の誕生日だったので
事前に買っておいたロゼワインを開けました。

湿気の含まれるちょっと重苦しい空気のなか
ほんのり甘さをふくむ
色のきれいなロゼワインは
さわやかな後味と
お祝いにふさわしい華やかな気持ちになりました。


自分のためだけに
自分自身をきちんと祝ってあげる


自分のことを二の次にしていた時代は去り
これからは
ほんの少し自分に手をかけるフェーズです。
なぜなら
残されている時間は刻々と減少しているから。

焦る必要はありませんが
「今、何をするべきか?」を
慎重に心に刻んでいくべきだと思っています。

それぞれの年代に任されている任務。

今の若者に
「年を重ねるのも悪くなさそうね」と
思ってもらえたら嬉しいです。



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