塚本香央里 ~ヴァイオリニスト&ライフオーガナイザー~
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2025/08/04
216「危険な夏の様相」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

キケンな暑さ・・・

朝起きて
若干のだるさと
頭痛と滝汗・・・

すぐに水を飲みながら
ゆっくり体をほぐす

太陽礼拝と超簡単なストレッチ

ゆっくり動かないと
本当に危険な暑さ

娘たちとのfacetimeでアタマを起こす

「ちょっと肌寒くて、長袖の洋服を持ってこなかったのが悔やまれるわ」

ヨーロッパの季節は8月になれば
ほんのり秋の様相が含まれてくる

ううむ
日本の夏はこれから10月まで続くような気がするのだが・・・

ちょっと遠い目をしながら
ヨーロッパに住む娘たちとの会話に
大きなズレを感じる今日この頃



2025/08/03
215「27年前の夏」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

私の母は27年前に62歳で亡くなりました。
肺がんの告知を受けて4か月でした。
27年前の夏、父と一緒に新幹線に乗って祖父の初盆を営むときに母の状態を聞きました。
「あと半年かもしれない」
動揺する私をよそに、父は淡々としていました。
諦めたような、途方に暮れたような
冷めた様子に私は憤りを覚えました。
私はその後、ジタバタしながら
様々な情報を頼りに
母の命を永らえるために走り回りました。

母は私にとって戦友でした。
家族が3か所に別れて暮らしていた時
それぞれの事情があってのことでしたが
母と一緒に乗り越えたことが数多くあり
たくさんの思い出として残っています。
私が結婚を決意した時は
夫のことをとても頼りにして
おしゃべりを楽しんでいました。
「お母さん、新しいカメラを買ったんですよ。
記念に撮ってあげます!」
「え~恥ずかしいわぁ。目の下にクマ作っているしヨレヨレなのよ」
と言いつつも嬉しそうに笑顔で写した写真が遺影になりました。
痩せた頬を隠すように
でも、嬉しそうに
はにかみながらカメラをみつめる母の笑顔が
私の永遠の母の姿になりました。

母が実際に会うことの叶わなかった私の娘たち。
二人とも、私の母に会ったことはないけれど
「きっとGママ(彼女たちは母のことをそう呼んでいる)だったら、いっしょによろこんでくれるよね」と
何年たってもそう言ってくれます。

亡くなって25年経っても思い出せば涙が出ますが
母の姿は年を重ねるごとに落ち着いてきました。。
私との距離がある一線を境に
揺るがなくなったからでしょうか。
近すぎず
遠すぎず
お互いの世界が静かな凪となったように。


あの時
父はあきらめたのではなく
自分を守るために
自ら凪いで流されようと思ったのだと思います。
今なら父の気持ちがわかる気がします。

今は二人で仲良く
お茶でも一緒に飲んでいるのでしょうか。
ここで一緒に話せなかったことを
今は存分にしているのでしょうか。

8月になってそんなことを思い出すのは
お盆の季節だからですね。












2025/08/02
214「好きなことってなんだろう」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

好きなことは何ですか?
どんなことをしていると時間を忘れますか?

私はこの質問がとても苦手です。
「好きなこと」とか「得意なこと」を考えることが苦手です。

特にこの2年半ほどは、苦手なことばかりしていました。
そして、私の生きる原動力はいつも「負」の感情からでした。
「○○ができないから、できるようになりたい」
「○○をするためには、○○が必要だから」
そんなことを思いながら
できないことを必死にクリアすることを目標にしてきました。

もしかしたら、いつもそう思って生きてきたのかもしれません。
ヴァイオリンを弾くことだって
私より才能があって上手な人はたくさんいました。
子育てにも自信がなくて
気軽に相談する実母はいませんでした。
生活を整えることについても
確固たる思いがあって実践しているとは思えませんでした。

でも私には
自分でできなかったからこそ
自信がなかったからこそ
必死でクリアしてきた実績と
悩んで、怒られて、あきれられて
自分の目で確かめながら
ひとつずつこなしてきたという
経験があります。

あなたの好きなことは何ですか?

ハードルを越えること

笑ってしまうけれど
今の自分の好きなことは
このことなのかもしれません。







2025/08/01
213「8月は勉強の毎日に」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

8月になりました。
きびしい暑さの毎日ですが
まだ夏はこれからといった感じです。

今年は8月の予定を減らして
自宅に籠れるようにしました。
地域活動の比重を少しずつ減らして
自分の仕事に焦点をあてられるようにしています。

しかし・・・
この暑さでどれくらい進められるのか不安・・・
来週は38℃とか39℃、なんていう
見たこともないような気温が並んでいます。







2025/07/31
212「生徒さんにもとめること・私の場合」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

私は先生としては
厳しい方かもしれません。

子どもが生徒さんのときは
体験レッスンのときに
親子の様子を見ています。

  • 子どもさんがヴァイオリンを習いたいのかな?
  • 親の方がやらせたいのかな?
  • 他に習い事はいくつくらいしているのかな?
  • 親が練習につきあえる状況かな?
  • あいさつがきちんとできるかな?

チェックポイントはたくさんありますが
大事にしていることは
レッスンに来て練習しないこと
これだけは最初に伝えます。

おうちで少しでも練習してほしいからです。
レッスンが終わってから
次のレッスンまで楽器を弾いていないということがないように
5分でも10分でもいいから
ヴァイオリンを弾く時間をとってほしいということを伝えます。

これができない生徒さんは
残念ながらきちんと弾くことができずに
いつまでも同じ曲を弾き続けなくてはならないので
楽しく弾くことができません。

ほんのちょっとでも
毎日弾き続けること。

そんな生徒さんには
どんなことがあっても
全力でサポートします!

指導していた小さな生徒さんは
その後、学生オーケストラで活躍したり
社会人オーケストラを楽しんだりして
難しい曲も無理することなく弾けるような実力があります。
大人の生徒さんも
ラクに弾けるようになったり
苦しくとも楽しいほうが大きくて演奏しているようです。

ヴァイオリンが寄り添ってくれる人生は
きっと豊かなものだと思います。

体験レッスンご希望の方は
メールでお問い合わせくださいね。


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