心のバランスをとるとき、私は正反対のことをやってみることがあります。
予定をぎっちり詰め込んで動く日と、何もしないで庭でボンヤリ過ごす日。ハードボイルド系サスペンス物の本を読みながら、穏やかなエッセイ本を読む。気持ちの揺れ動きは激しくて、ちょっと疲れてしまうかもしれませんが、電池が切れたようにパタリとお布団に飛び込むのも悪くないものです。
そうすると、心が動いて身体が動くようになる気がします。私は自分を労わりすぎて動けなくなってしまうことがあるので、時々荒療治で「エイっ!」と自分に喝を入れる時もあります。
自分自身をコントロールできるのは、自分の性格をよく知っているからです。
どこまで自分を甘やかすべきか、どこまで自分を鼓舞させていいのか。その調整は自分が一番知っているはずです。「あ、まだ早かったな」と思えば休めば良いし、「お、もっと頑張れそう」と思ったらアクセルをグッと踏み込めばいいのです。
私は他に、ツボやお灸も取り入れています。
参考にしている本は『まいにちの東洋医学』(クボ鍼灸院・久保和也 朝日新聞出版)
季節によってゆらぐ体調を、二十四節気に沿ってセルフケアのアドバイスやコラムが載っています。かんたんな図解とわかりやすい説明で、ページのレイアウトの余白の大きさが魅力です。ササっと読んですぐに実行できる手軽さがあります。

キッチンに日めくりカレンダーを掛けています。
手のひらサイズで日にちが見やすく、とても気に入っています。毎日ピリリ・・・と紙をめくる作業が楽しくて「今日は〇月○日〇曜日」と確かめながら1日を始めます。役目を終えた「昨日」を切り離して、新しい「今日」を迎えるという気持ちの切り替えを意識し始めたのは、去年の1月からでした。生きることが難しく感じる日も、新しい1日に罪はなく、自分の気持ちで紡いでいけばよい・・・と思ったことがきっかけでした。
日めくりカレンダーは、小さいスペースながら情報は満載で、月齢・潮の名称・大安などの吉凶・二十八宿があり読み解けないものが多いかもしれません。時間があるときはじっくり眺めて新しい知識をインプットします。その中で忙しくとも私が欠かさず読む場所は、日にちの下に記してある言葉です。ことわざだったり、四字熟語だったり、標語が書かれていて読んでハッとすることもあります。
今日の言葉は「深い川は静かに流れる」でした。
その風景がスッと頭に浮かんできて、しばらくの間カレンダーの前で想像が始まりました。底の見えない川。とうとうと流れていく豊かな水。暗い色をして怖いけれど、穏やかなに静かに前を通り過ぎていく。その川辺に立ち、ふと目を凝らして水中をのぞき込めば、奥底の方に所々に渦巻く急流があり、岩にぶつかって流れを変える場所もあるけれど、表面には現れずに何事もないかのように泰然と横切っていく。
なんて素敵な姿なんだ・・・としばし動けなくなりました。
この言葉の由来は「Still waters run deep」という英語の諺らしく、「能ある鷹は爪をかくす」といった諺に意味が近いようです。でも、私にはその風景の方が鮮明に思い浮かびます。自分の全ての感情を内包して、抱きしめながら、落ち着いて毅然と立つ。ただぼんやりと立っている姿よりも、意思があり、芯があり、力強い。
そんな風に生きていきたいなぁ、と思う土曜日の朝でした。
そろそろゴールデンウィークの気配が感じられる日々でしょうか。
新年度・新学期の緊張した気持ちに余裕が生まれたころ、長めのお休みが入ってしまうと調子が崩れる方もいるでしょう。思っていたよりも頑張りすぎてしまったら、お休みの期間中に心身を整えるのも良いでしょう。
私自身は4月に入ってから、少しずつアイドリングを始めていたのですが上手く回らずここまで来てしまいました。今年は初めから本当に調子が良くなくて、目の前のタスクをこなすだけで前に進むような感覚がありません。同じところに立ち止まって、グルグルと同じことを繰り返し考えているような気持ちです。まぁ、そんなときもあるよね…と思いつつ、そろそろ何とかしなきゃ・・・と焦る自分がいます。
私の場合は、強制的に規則正しく生活してみようかと思います。
明日からの12日間。早寝早起き、食事に気を遣いながら、タスクをこなして1日の満足度を上げていくつもりです。
名付けて【ひとり合宿】。
ちょっとした楽しみもちりばめながら、自分自身を整えていきます。
今年は気温の乱高下がいつもより激しい気がします。
ずっと元気でいる必要はないけれど、最低限の笑顔だけは自分のためにとっておきたいものです。
今日はポカン・・・と自分を解放した日。
たまにはそういう日も良いものだと思いました。
切り花のお世話
4月は2人の命日があるので、お花をいただく機会が多かったです。3年も経つと忘れられてしまうことも多いのですが、メッセージを添えて送られてきてとても嬉しかったです。花籠はそのまま飾ることができて綺麗で簡単ですが、それぞれの花の盛りが違うので注意が必要です。咲き終わった花がらをこまめに取り除きながら、花台になっているスポンジに水を足しつつ、霧吹きで加湿もしてあげると長く咲いてくれます。様子を見ながらお世話をしてあげると、2週間半くらいは保つことができます。
今日はホームセンターへ行く用事があったので、花壇用の花や野菜の苗を眺めましたが購入には至らず。やはり夏の暑さを考えると植物を育てる気力がちょっと後退します。娘たちがいたころは、キュウリをやゴーヤを育てたり、唐辛子を育てたりしました。水やりは娘たちの役目で、朝早く起きて一生懸命お世話していました。トマトの好きな夫は、毎年必ず苗を買ってきて育てていました。忙しい時ほど、あれこれ育てていたような気がします。
今は私の性格上、切り花をできるだけ長く楽しむくらいがちょうど良いようです。
1か月に1度のお花のサブスクは、私にとってたのしみなお届け物です。