塚本香央里 ~ヴァイオリニスト&ライフオーガナイザー~
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2025/08/19
231「研修に行く・知識を得る」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

地域活動の役割で
質の高い講座を無料で受ける機会を得ることができています。
主に子ども・青年に関することが多いのですが
講座内容が今の世相をよく表しているなぁと
非常に興味を持って受講しています。

音楽家という立場だけでは得ることのできない知識は貴重です。
そういった中で
先日受講した「LGBTQ」に関しての講座はとても勉強になりました。
『多様性ってなんだろう・すべての人にとって安心・安全な地域づくり』というテーマに沿って
  • LGBTQとは(外見では判断できない)
  • 人権・法律(G7の中でLGBTQの権利保護のされていない国は日本だけ)
  • 子どもたち(自死や不登校のハイリスク)
  • 福祉(病気や障害ではないが、精神疾患や生活困窮のハイリスクあり。支援者や機関の理解促進が大切)
  • 課題(学校・家庭・職場・医療・暮らしの中で理解を得ることが難しい)
  • 実際のケースを話し合う
  • 相談先の案内
遠い問題だと考えてしまいがちだが
日本でもAB型の血液型と同じくらいの数(人口の3~10%)が
LGBTQとして生きているという事実をしっかりと認識すること。
刻一刻と変化していく社会に敏感であること。
知られたくない・知ってほしいという当事者の心の機微を確認すること。
本人の望むことを本人と相談しながら進めていくこと。
本人の周りにいる人の不安な気持ちに寄り添えること。

知らないことが多く、流れの早すぎる時代。

知らないうちに
他人の心を傷つけているかもしれないことに気づきました。

知識を得る機会があるという幸運は
自分を守ることでもあると思います。
こういった機会は、最後まで活用したいと思いました。




2025/08/18
230「私の好きな手帳談義」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

この時期になってくると
(自分の中で)来年の手帳の話で盛り上がってきます。
手帳やノートの話は大好きなので
SNSを参考にしたりYouTube動画などを見たりして
ひとりでアレコレ妄想しながら楽しみます。

そもそも、スケジュール管理をすることが
手帳の役割なのですが
近頃は「内省」「自分を知る」「強みを活かす」といった
コーチング要素などの内容を含むものも多くあるので
毎年興味深く選んでいます。

私は書いて覚える、書いて整理することが好きなので
手帳は毎日・毎年の良き相棒になります。

ちなみに今年(2025年)は
主に3冊を使って自分を動かしています。

①スケジュール帳(マンスリーブロック日曜始まり)
毎日のスケジュールを書き込んでいます。
主に対外的な予定を1か月を見渡して見れるようにして
忙しい時がいつなのか、締め切りのものにどのくらい時間を費やせるか
俯瞰して見れることに重視しています。
外出するときは必携。

②仕事用(マンスリーブロック+週間バーチカル)
仕事に関すること全てを記載するようにしています。
今年から始めた手帳なので、まだ書き方に不安定なところもありますが
主に年始から始めた「ブログ100チャレンジ」のタイトルを記載して
どんな周期で執筆しようか
他の媒体(アメブロ・Instagram・公式LINEほか)の記録をしています。

③毎日のログ(週間バーチカル)
天気・起床時間・体重・自分だけの予定を書き込んで
主に自分の内面の記録をしています。
ダラダラと書いてみたり、忙しい週を乗り切るために
あらかじめ練習時間や献立を決めて置いたり・・と
自由に書いています。

①は常に持ち歩き
②、③は自宅に置いています。

カバーの色も、その年によってその年を象徴するような色を選びます。
私の場合2025年のテーマカラーは「グリーン」でした。
2024年が「ホワイト」「ベージュ」だったのですが
少し冒険して見たくなった感じでした。

手帳の良いところは
  • 好きなように書き散らかすことができること。
  • 書きながら自分の内面をのぞくことができること。
  • 予定の抜けもれが少ないこと。
手帳のマイナス点を挙げるとすれば
  • 一度書いたことが消せない
  • リスケした場合、紙面が見にくくなってしまう
  • 過去の手帳の処分
そんなことを思いながら
暑い日々は、自分の中で「手帳をどうしようか」問題を
延々に繰り広げています。

2026年がどんなラインナップになったのか
いつかお知らせしますね。
(需要があるのかわからないけれど・・・)

個人的には仕事が忙しくなっていてほしい(切実)






2025/08/17
229「送る」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

【人を・自分を】見送る
【気】を送る
【言葉】を送る

この夏に私が意識していることです。
自分が囚われていた人間関係や
自分の心の中にあるものを
そっと見送ること。

弱っている自分自身や家族に
「祈り」という形で
気持ちを送ることができます。

言葉というものには「力」があり
メッセージや手紙で伝えることによって
大きな支えになることは
この2年間でさらに痛感したことです。


これらには良い面と悪い面もあるので
気をつけて使わなければならないということも
覚えておかなければならないでしょう。

暑い日々の中で
ふと思った一コマでした。






2025/08/16
228「理不尽なことを抱えて生きる」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

世の中には理不尽なことがいっぱいある。

なんでかな。
どうしてかな。

見過ごすことのできない思いを抱えて
下を向くこともある。

先日のセミナーで
《自分の勝ちは、自分で決める》という言葉を聞いた。

誰かに決めてもらうわけじゃない
誰かと同じじゃなくていい
自分で決めた「勝ち」は、自分だけの「勝ち」なんだ





2025/08/15
227「音楽の方向性」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

ヴァイオリニストは楽譜に書いてある音符をきちんと再現する仕事があります。
でも、それだけで完結することはなく
曲の構造を理解し、作曲者の背景、時代、当時の人々の生活までをも想像して
自分なりの解釈を加えて演奏しなければなりません。
更にその先には、全く新しい作曲家像が思い浮かんできて
今の時代に照らし合わせた斬新な解釈が生まれることもあります。

共演者同士が、どこまでその曲に対しての解像度が一緒なのか?
とても大切でセンシティブな問題です。

お互いの演奏を聞きながら
楽譜に書かれている音の大きさやテンポが
相手はなぜそのように弾くのか?
耳を澄ませながら
息遣いを聞きながら
理解していく時間。

私はこの作業がとても好きです。

相手の演奏を聞いただけでは理解できない場合
なぜだか聞いてみる。
自分の意図が分かってもらえていないな、と感じた時に
言葉で説明する。

この作業は言語化の訓練にもなりますし
自分自身も自分の演奏を改めて見直す機会にもなります。

もちろん、リハーサルの時間内では咀嚼できないこともあるので
次回までの保留になったりします。
次のリハーサルで振り出しに戻ることも多々あります。
正解を求めるのではなく
可能性を探していくことが重要だと思っています。

思考がフル回転になるので
リハーサルを終えるとクタクタになります。

音楽を紡ぐ、ということは
そういうことだと思っています。

私の場合は
リハーサルは実験室だと思っているので
本番では通用しないことも試してみることが多々あります。


多分、共演者は「面倒なヤツ」と思っているでしょうね。
そういう方としか、ご一緒できないのかもしれません・・・







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