こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。
今日は今年初めてのコンサート。
朝の6時に起きると雨模様。
仕方ないなぁ、と思っているうちに
見る間に雪に変わって
庭に積もっていく様子にかなり焦りました。
ピアニストのお迎えをどうしようかしら?
このまま降り続いたら
会場までどうやって行こうかしら?
それでも野生の勘で
「いや、雪は止むはず」と
準備を進めていきます。
(根拠のない自信はいつもの如く)
いつものように、朝のルーティンをこなしながら
とにかく忘れ物をしないように荷物を準備。
着ていく洋服もストレスのかからないものを。
発声練習をしたり
口を開ける練習(指3本分を縦に口の中に入れる)
リップロールをしたり
腹式呼吸をしてみたり
先日の話し方講座の実践。
空気が乾いて冷たいので手を温めながら
指慣らしのために練習曲をゆっくり弾く。
ピアニストは時間通りに9時半に駅に到着して
お迎えも完了。
リハーサルを終えて会場へ移動。
本番まで控室にて待機。
iPadやペダルの調子を確認して
着替えは2分で完了です。
今回はMCに工夫をしてみました。
- 言葉を最後まできちんと言い切ること
- 伝えたいことはストレートに伝えること
- 照れや遠慮をしないで本音を語ること
おかげで少しだけ言葉選びに変化が表れたように思います。
これも経験を重ねていかないとできないこと。
まずはやってみる。
そういう機会をいただけたことに感謝です。
ただ、苦手意識のある自己紹介やお話のつなぎ部分は
改良の余地がありそうです。
私らしい表現方法など
もっと磨いていきたいものです。
課題がたくさんみつかる本番です・・・
ほんの30分といえども、
内容は盛りだくさん。
聞いてくださる方も、初心者さんから耳の肥えている方まで
幅広くいらっしゃいます。
私の演奏が心の琴線にふれることができたら
良いなぁと思います。
聞きに来てくれたお友だちが
花束を持ってきてくれて感激。
「やっぱり日本の歌にジーンとして涙が出てきちゃった」
そう、日本の歌には私たち日本人が遺伝子的に持っている
懐かしくて、切なくなるメロディが心に刻まれているのだと思います。
そう感じてもらえて、嬉しかったです。
ミヨー春
菅野ようこ:花は咲く
ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第7番より第1楽章
ハチャトリアン:剣の舞
寺本睦美:日本の歌メドレー