塚本香央里 ~ヴァイオリニスト&ライフオーガナイザー~
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2025/08/29
241「音楽家として生きること」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

長女の文章を読むには
なかなか体力がいる。
上っ面ではなく
心の奥底までのぞき込んで
どうかすれば
素手でかき混ぜるような・・・
そんな厳しい面も感じる。
でも、隠れたユーモアもちゃんとある。
今日は彼女の世界に浸ってみたいと思う。


https://note.com/kunstgeige12/n/naf2c9a43c3ca

2025/08/28
240「手に汗をかきますか?」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。


楽器を演奏する人たちにとって
パフォーマンスに影響する「汗」は
かなり深刻なものだったりします。

  • 手汗がひどくて音程がズレる
  • 額から汗が飛び散る
  • 汗で衣装の色が変わる・・・など

涼しい顔をして演奏していても
内情はかなり大変で過酷なこともあります。

私の場合は・・・
手汗:緊張して手が冷たくなって、うまく動かなくなるのはいつものことです。舞台袖で腕をブンブン振り回して血の巡りを良くしようと、無駄なあがきをしています・・・でも、良い緊張感として受け止めています。
額からの汗:あまり経験がありません。
汗で衣装の色が変わる:夏のコンサートで滝のように汗をかいたことはありますが、色が変わるほどのことはなかったです。

顎あてに汗をかきすぎて、楽器がツルツル動いてしまったことはあります。
焦りました・・・💦

練習通りに本番で弾けることが目標ですが
本番だからこその
イレギュラーな状況のサンプルが増えました。
これは経験を積み重ねて取得することのできた「宝」です。
私にとっては
どんな小さなコンサートでも
真剣勝負のたった一回しかない
その時だけの特別な時間。

これからも
特別な時間を積み重ねていけるような
音楽家になっていたいです。

*暑い日が続いているので、汗の話が多くなってしまいました







2025/08/27
239「顎あての汗問題」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

暑い毎日ですが
やはりヴァイオリンの練習はしなくてはなりません。
私の場合は、エアコンをつけていても
かなり汗をかきます。

気になるのは楽器に密着している場所。
「顎あて」といわれるところは特に気になります。

ヴァイオリンは左顎と左肩で楽器を挟んで弾きます。
肩の部分は、「肩当て」と呼ばれる器具を使う場合と
使わずに自分の肩で支えて弾く場合があります。
私は案外首が長いことと
音程がとりやすいという理由で肩当を使用しています。
そのため、肩は肩当てがあるために楽器が密着することはありません。

ただ、顎の方は左顎がしっかりと顎あてに乗っけなくてはなりません。
私は夏になるとコットンのハンカチを使って
顎あてに汗がつかないようにしています。

時々、顎あてカバーを使ってみるのですが
どうしても、楽器の音がこもってしまうような気がして
コンサートの仕上げ期間は外した方がよさそうです。
布1枚のことですが
音への影響は大きいことを感じます。

楽器にとっては
何も細工をしないことが一番なのですが
汗や涙、息(口息・鼻息)が楽器にストレスを与えてしまうことになるので
気をつけなくてはなりません。

今日も汗だくで練習を終えました。






2025/08/26
238「カウントダウンはじまる」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

2025年もあと4か月ほどになりました。
え?びっくりした?

私は夏になるとリサイタルの準備が加速してくるので
心して過ごすようにしていますが
やはり9月を目前にすると焦ります・・・

今年は少しずつ準備を早めにしながら
ちょっとでもラクに本番を迎えられるように工夫しています。

楽しく弾きたいために。

相変わらずプログラムは盛りすぎなのですが
それも、自分が弾きたいから。

そう思うと気持ちはラクになります。



2025/08/25
237「心の準備からはじめる秋冬シーズン」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

少し寝ぼけたような音のヴァイオリンを片手に
いつも通りのリハビリを始めながら
秋冬シーズンに想いを馳せていました。

今日も庭に出れば37℃の容赦ない暑さ。
点検する場所があったのですが
暑さでクラクラしそうになりながら
手早く済ませて家に引きこもりました。

どうしてもお昼まではエアコンを付けなくなくて
暑さを我慢しながら午後1時まで待つ。
エアコンの涼しさにふっと気が緩むと
疲れがどっと押し寄せてきます。
「暑さによって身体は思いのほか疲れているので気をつけましょう」
とニュースでも伝えられているのは
本当のようです。

いつになったらこの暑さが和らぐのか・・・
9月になってもこの暑さだと
コンサートも思うように弾けそうにないかもしれない。
そんな不安も頭に浮かんできます。

準備段階のときは
不安や焦り、期待と希望が入り乱れます。

ひとりで進める準備。
音階練習やリハビリをしながら整えていくのは
やはり思考の整理から。
心の準備をすることは
やっぱりつらいことも多いのですが
乗り越えていかなければならないことだと思っています。




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